本日の朝日新聞朝刊6面の記事です。
住宅ローンの低金利競争で各銀行はしのぎを削っていましたが、
最近は団体信用生命保険で競争をしています。
一般団信ではなく、ガン団信、3大疾病付団信、連生団信など
色々な団信が登場し、年齢制限はありますが、金利上乗せをせずに
ガン団信に加入できるキャンペーンをしている銀行もあります。
35年返済など長期の借り入れで多額のローンを組む場合は、
その間に病気にかかった場合のリスク管理も重要です。
記事にもありますが、住宅ローンを選んだ決めてのトップ10の
2位に団体信用生命保険の充実が入っております。
最近はペアローンを組む夫婦が多くなっていますが、一般団信では
夫婦のどちらかが亡くなった場合、もう一人のローン債務は残りますので、
継続して返済が必要です。
一方で連帯債務型で夫婦の収入を合算し、連生団信に加入した場合には、
夫婦のどちらかが亡くなった場合に全額返済が免除されるというローンもあります。
3大疾病もそうですが、相当深刻な病状でなければでない団信もあります。
ガン団信でもどの程度のガンであれば返済が免除されるのか保険の中身を
確認しておいた方がいいと思います。
ローンの担当者がしっかりと団信についても説明できる銀行は少ないです。
対面窓口がないネット銀行は、色々と確認、相談して決めたい顧客には不向きです。
最近は返済年数を40年などに延ばしている銀行も増えてきました。
ネット銀行が有利な金利競争から団信競争へ推移していると思います。