空き家率 | 池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

 

1日水曜日、日経新聞朝刊33面の記事です。

総務省が2023年10月時点の空き家率と戸数を発表しております。

記事では和歌山県の空き家率が上昇し、徳島県と並んで全国トップになった。

大阪府は5年前より0.9ポイント低下したと書いておりますが、

大事なのは空き家戸数です。

 

空き家率で比べても意味がなく、戸数で比べれば分かるのですが、

和歌山県よりも大阪府は空き家が約7倍も多いので、大阪府の方が

空き家問題は深刻だということなんです。

 

空き家率が下がったとか上がったとかで解決に向けて進捗状況を

測るのは問題の本質とは違うのですが、マスコミは空き家率ばかり強調します。

 

地方より東京や大阪の方が空き家問題は深刻ですが、

都会は今後も沢山の新築物件をつくりますので、

空き家が増え続けることは間違いないです。