1日水曜日、日経新聞朝刊33面の記事です。
総務省が2023年10月時点の空き家率と戸数を発表しております。
記事では和歌山県の空き家率が上昇し、徳島県と並んで全国トップになった。
大阪府は5年前より0.9ポイント低下したと書いておりますが、
大事なのは空き家戸数です。
空き家率で比べても意味がなく、戸数で比べれば分かるのですが、
和歌山県よりも大阪府は空き家が約7倍も多いので、大阪府の方が
空き家問題は深刻だということなんです。
空き家率が下がったとか上がったとかで解決に向けて進捗状況を
測るのは問題の本質とは違うのですが、マスコミは空き家率ばかり強調します。
地方より東京や大阪の方が空き家問題は深刻ですが、
都会は今後も沢山の新築物件をつくりますので、
空き家が増え続けることは間違いないです。