地価公示2024 | 池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

26日に国土交通省から今年の公示地価が発表されました。

全国平均で前年比2.3%上昇率は、バブル期以来の33年ぶりです。

大阪圏では、住宅地が1.6%上昇で3年連続の上昇、

商業地は6%上昇で昨年よりも2.5%も上昇となり、

2年連続の上昇となりました。

 

池田市では、住宅地の地点が12箇所ありますが、そのうち9箇所が

わずかに上昇しています。12箇所の平均で約1.1%の上昇でした。

商業地は栄町だけですが、約4.7 %上昇しております。

 

住宅地で上昇率の高いのは城南1丁目です。2.4%も上昇しており、

池田市内の住宅地では一番高く、1㎡あたり331,000円、

1坪あたりでは、109.4万円です。

 

池田市では昨年もそうでしたが、昨年から今年にかけて

地価が上昇している実感はないです。

数値的には横ばいではなく、やや上昇となりました。

 

物件の売出し価格が高くなっていますが、その価格で成約はしていませんので

上がっている実感は現場レベルではありません。

 

公示地価が上がると固定資産税も上がりますので、

評価替えの年には、税額と評価額をチェックしてください。