最近読んだ本 塩田武士さんの「存在のすべてを」を読みました。 とても読み応えがあり、物語の核心に迫る終盤は切なくて、泣きそうになります。 グリコ森永事件を題材にした塩田武士さんの小説「罪の声」の時もそうでしたが、 著者の綿密な取材により、フィクションではないような世界観が味わえる小説です。 本屋大賞にもノミネートされていますので、 後日、映画化されるのではないかと密かに期待しております。