スーモで新規売りだし物件をチェック | 池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

不動産会社もリクルートスーモをよくチェックしています。

新規売出し物件のチェックのためです。

 

不動産会社だけが利用できるレインズに掲載されるのは

ネット広告である程度販売活動して、2週間ほど経過してから

売れない場合に掲載するケースが多いので、スーモの方が

早く物件を知ることができます。

 

アットホームとライフルホームズもポータルサイトでは大手ですが、

お客様の閲覧件数は同じ物件を掲載してもスーモに一番アクセスがあります。

エンドユーザーも不動産会社もよく見ているからだと思います。

 

池田市の新着情報は少ないですが、毎日見ているとたまに出てきます。

ただ相場よりもかなり高い土地と中古マンションが多いです。

査定額の根拠が知りたいぐらいですが、とにかく高めの査定をして

売り物件を受託し、徐々に値下げをしていくパターンが増えております。

 

売出しから3ヶ月たってその会社の査定額以上で売れなければ、

不動産会社を替えた方がいいです。

不動産の査定額というのは、3ヶ月以内に売れる価格を提示することです。

 

そもそも不動産を相場よりも高く売り出しすれば、高く売れるという単純な

方程式は存在しません。買主様は常にできるだけ安く買いたいと思っていますし、

大きな買い物をあえて相場よりも高くても買いたい方は、ほとんど無いと思います。

 

中古で4000万円を越える物件は、お客様が納得する材料がいると思うのですが、

今はそうではない物件が増えております。

 

マンションであれば、同じマンションの成約事例を必ずチェックして下さい。

土地や戸建の場合は、個別性が高いので一概に比べにくいですが、同じ町内の

成約事例をチェックして下さい。

 

仲介する不動産会社にいえば過去の成約事例は分かるはずです。

そして、なぜこの価格になるのか根拠を聞いてみて下さい。

担当者が納得できる説明をできない場合は、高値売りの場合がありますので、

ご注意下さい。