不動産成約事例のデータベース | 池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

弊社には池田市内の売買物件に関する成約事例をまとめたファイルがあります。

平成16年以降に成約した中古マンション、中古戸建、新築戸建、土地を

町単位のエリア別にして紙資料で保管しています。

 

不動産会社の多くは、近畿レインズに登録されている成約事例をみて

相場を判断し、査定価格や買取価格を算出しています。

ただ、近畿レインズに登録されている成約情報は一部だけです。

 

なぜなら成約登録する義務はなく、各不動産会社の判断に委ねられているからです。

尚、近畿レインズに掲載されている成約情報は成約価格と成約日しか分かりませんので、

あまり活用できるデータではありません。

 

弊社の成約事例は、売出しされたほぼ全ての物件を紙資料で保管し

毎月物件確認をして、その販売履歴も物件ごとに書いています。

 

いつ売出しされ、価格を値下げしたのか、何回値下げたのか、リフォームをしていたのか

旗竿地なのか、どのくらいの期間で成約したのか等が分かるようにしています。

 

この紙資料を利用して池田市内の不動産市場が分析できるデータベースを作りました。

 

不動産業界は情報の可視化が遅れている業界です。

顧客のもつ情報と不動産会社の持つ情報で情報格差が大きく、

一般の方には相場や売れ行きはほとんど分からないと思います。

 

正確な査定額は、過去の成約事例を参考にするのがセオリーです。

田村商会だけが知るデータを活用し、適格なアドバイスができるように努力しております。

査定額に疑問を持ったことがある方はお気軽に相談して下さい。