10月から、ふるさと納税の制度改正 | 池田で働く不動産屋の日記

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創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

10月からふるさと納税の制度が変更されます。

自治体が寄付募集する際のルールが厳格化されて、

従来と同じ寄付金額の場合は返礼品の量が減る、もしくは

量は同じで寄付金額が引き上げられる可能性が高くなります。

 

一つは、10月からは5割ルールの厳格化です。

寄付金に関する受領証の発行事務費用や、ワンストップ特例に関する申請書の

受付事務費用等の各種事務に係る費用も明確に「募集に要する費用」に

含めなくてはいけなくなりました。

 

もう一つは、地場産品基準の厳格化です。

加工品のうち熟成肉と精米は、同一都道府県内産である場合のみ

返礼品として提供できるようになります。

 

また、セット品は調達費用のうち7割以上が地場産品である必要があり、

地場産品が主であることをポータルサイト上に明記することになります。

 

納税者にとっては、よくない制度改正です。

今年もふるさと納税しようと考えている方は、9月中がいいと思います。