10月からふるさと納税の制度が変更されます。
自治体が寄付募集する際のルールが厳格化されて、
従来と同じ寄付金額の場合は返礼品の量が減る、もしくは
量は同じで寄付金額が引き上げられる可能性が高くなります。
一つは、10月からは5割ルールの厳格化です。
寄付金に関する受領証の発行事務費用や、ワンストップ特例に関する申請書の
受付事務費用等の各種事務に係る費用も明確に「募集に要する費用」に
含めなくてはいけなくなりました。
もう一つは、地場産品基準の厳格化です。
加工品のうち熟成肉と精米は、同一都道府県内産である場合のみ
返礼品として提供できるようになります。
また、セット品は調達費用のうち7割以上が地場産品である必要があり、
地場産品が主であることをポータルサイト上に明記することになります。
納税者にとっては、よくない制度改正です。
今年もふるさと納税しようと考えている方は、9月中がいいと思います。