本日の日経新聞朝刊7面の記事です。
全国の地方銀行や信用金庫で最長50年返済とする住宅ローンの取り扱いが始まっています。
今までは35年返済が最長という住宅ローンが多かったですが、変わってきています。
ただ、年齢制限はありますので、完済年齢は銀行により違いますが、通常75歳や80歳が多く
50年返済となると29歳までの方が対象となるはずです。
3,000万円を金利1%で借りて元利均等返済の場合、35年返済ですと毎月85,000円。
50年返済の場合は、64,000円になり、毎月返済が約2万円さがることになります。
一方で総支払額は、50年返済ですと3,800万円となり、35年返済より約7%増えます。
金利が1%のままという条件ですから、金利が上がると更に差が生じます。
返済計画をどのように立てるかがポイントですが、長めの返済年数で貯蓄をしながら
繰り上げ返済をして残債を減らし、返済年数を短縮する方法がいいと思います。