最長50年の住宅ローン | 池田で働く不動産屋の日記

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創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

 

本日の日経新聞朝刊7面の記事です。

全国の地方銀行や信用金庫で最長50年返済とする住宅ローンの取り扱いが始まっています。

今までは35年返済が最長という住宅ローンが多かったですが、変わってきています。

ただ、年齢制限はありますので、完済年齢は銀行により違いますが、通常75歳や80歳が多く

50年返済となると29歳までの方が対象となるはずです。

 

3,000万円を金利1%で借りて元利均等返済の場合、35年返済ですと毎月85,000円。

50年返済の場合は、64,000円になり、毎月返済が約2万円さがることになります。

一方で総支払額は、50年返済ですと3,800万円となり、35年返済より約7%増えます。

金利が1%のままという条件ですから、金利が上がると更に差が生じます。

 

返済計画をどのように立てるかがポイントですが、長めの返済年数で貯蓄をしながら

繰り上げ返済をして残債を減らし、返済年数を短縮する方法がいいと思います。