昨日の日経新聞夕刊の記事です。
昭和ノスタルジーなのでしょうか。都内では家賃が安いということもあり
和式トイレ、風呂無し、洗面所共同などの古いアパートに入居を希望する
若者が増えております。
近くに銭湯やスポーツジムがあり、風呂には困らないようです。
家賃に銭湯の回数券をつけて月額6万円程度で都内に住めて、
自転車通勤する若者に需要があるようです。
都内では風呂無し物件を専門に取り扱いする情報サイトもあり、
男性6割、女性4割の比率で20代から30代の層からの問い合わせが増えているようです。
池田市内では銭湯がかなり減り、今は4件しかありません。
昔は呉服町、姫室町、菅原町にもありました。
風呂無しアパートの入居率は高く、ほとんどが高齢者が住んでいますが、
建替えや売却に伴い、立ち退きを要請する古いアパートも増えております。
古いアパートは修繕費も要りますが、一定の需要はあります。
特に池田市内は新築の賃貸マンションが増えすぎており、供給飽和状態です。
いずれも家賃が高いので、限られた単身者の取り合いになっていて、新築でも
満室にはならない状態が続いております。
その状況を踏まえて、あえて古い物件を購入する投資家も増えていますので
弊社にも古くて安い売り収益物件を求める問い合わせが多いです。