池田市神田3丁目で売却依頼を頂きました。 | 池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

 

池田市の南部、神田3丁目で古家付土地の売却依頼を頂きました。

ダイハツの工場が近いので、用途地域は工業地域になっております。

池田市内では珍しい用途地域ですが、周辺に家があるため音の出る作業は

厳しいかもしれません。

 

 

土地面積が約305㎡ありますが、有効敷地は約61坪です。

古家は昭和42年木造築2階建約81㎡あり、以前に室内はリフォームされていて

利用可能です。昨年10月まで売主様も住んでいました。

 

 

この物件の難所は、接道要件を一部満たしていないことです。

接道部分は2mありますが、途中で1.87mになっており、再建築不可の状態です。

 

 

進入路部分は隣接地の専用通路も含んでいますので約6mあり、

途中で4mになります。見た目は普通の道路に面しているようにみえますが、

実は本物件だけが再建築できない状態です。

 

 

そうなると土地面積を活かして、駐車場用地や資材置き場としての利用や

古家をリノベーションして、事務所や倉庫などに利用する方にお客様が

限られますので、価格を安く設定しています。

 

神田3丁目の土地相場は坪40万円程度ですが、本物件は有効敷地約61坪で

換算しますと坪27万円になります。総額1,650万円です。

 

 

建物北側に広い庭があり、車は5台止められます。

古家を再利用してカフェや工房、店舗などに利用されるのも面白いと思います。

能勢町は市街化調整区域で再建築不可ですが、既存建物を再利用して

色々とお店がオープンしています。

 

能勢町よりも都会ですが、猪名川が近く、田舎の雰囲気はあります。

詳しい物件概要はこちらをご覧下さい。