重要事項調査報告書の発行費用 | 池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

分譲マンションの売買の際に管理会社に対して

重要事項調査報告書を請求します。

 

修繕積立金の積立総額や共用部分の修繕履歴、駐車場代など

色々とマンションにより異なる内容を確認し、買主様に

説明するためです。

 

管理会社によって書式や記載内容は異なりますが、

最近はネットで重要事項調査報告書を受付する管理会社も

増えてきました。

 

また、重要事項調査報告書の作成費用や管理規約のコピー代などを

仲介業者は管理会社に支払いますが、その料金が高額になっています。

 

ある管理会社に重要事項調査報告書の作成依頼をして

振込金額をみますと2万円弱もかかりました。

 

物件価格が400万円以下の中古マンションでこんなに経費を

取られると辛いです。

 

大体の相場は、作成費用が5000円程度、コピー代も4000円までが

多いので、1万円も高いです。

 

そんな手間がかかる書類ではないと思いますが、

この手数料については競合がないので、管理会社が自由に設定できますし、

仲介業者はどんなに高くても支払うしかない状況です。

 

国土交通省も現場の実情を知って、指導してほしいと思います。