三月朔日 三月の新日吉神宮 | 京都 東山七条 新日吉神宮のブログ

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京都 東山七条 奉斎
後白河天皇ご由緒の神宮です

三月朔日

 

朔日は「ついたち」と読みます

「一日」と明記すると

「いちにち」と「ついたち」と読み間違いを

するような場合

「朔日」と明記することがあります

 

今日の新日吉神宮では 

毎月のお朔日の祭典が行われました

 三月一か月間 日本の平和と国民の幸福 

天皇のご安泰 そして 

神宮近隣の住人「氏子」(うじこ)の方々の安全を祈る「月次祭」(つきなみさい)でした

 

今日の風は冷たいものの 午後からの日差しは「春の陽気」を感じることができ 御本殿前の「漢竹」(かわたけ)も

穏やかな日差しをあびていました

 

 

楼門(ろうもん)下の「馬酔木」(あせび)が満開になり 

蔵の前の「河津桜」は満開を過ぎました

 

 

今月の新日吉神宮では

13日に 後白河天皇のご命日にちなんで

「聖忌祭」(せいきさい)が神宮本殿と

後白河天皇御陵(三十三間堂のちかく)で

それぞれ斎行されます

後白河天皇は新日吉社をご創建された方で

新日吉神宮の御祭神でもあります

天皇を偲び 日ごろのご加護に感謝をしましょう

 

20日は 春分祭 春季皇霊殿遥拝 

 春分の日は 法律で「自然をたたえ 生物をいつくしむ日」とされています

 

皇室では皇霊殿(こうれいでん=皇居内に歴代天皇や皇族の御霊をお祀りされている御殿)に天皇陛下や皇族方がお参りをされて 歴代天皇や皇族のご遺徳を偲ぶ「春季皇霊祭」(しゅんき こうれいさい)が行われます

 

一般での「春のお彼岸」です

 

全国の多くの神社でも 春を寿ぐ祭典として「春分祭」が行われ 皇居 皇霊殿を遥拝(ようはい=遠くから拝むこと)する神事を行います

 

月末の定例役員会では

5月に行われる「新日吉祭」についての会議もおこなわれ 陽気とともに気ぜわしくなってきます