【キンコン西野さん】NYブロードウェイの経験から学んだ「アメリカでの仕事の仕方」。

 


おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


キングコングの西野さんは
今、NYのブロードウェイでご自身の作品を上演できるよう
頑張られているのですが

その過程を「どう捉えているのか」という
日本人目線で聞くお話が興味深いので
時々、動画を覗くようにしています。



先日、こんな動画がYouTubeで「おすすめ」に出てきました。

 

 

 


 

既に、一部の生徒さんとクライアントさんに
ご紹介をしていますが

英語を教えている方、英語を学ばれている方、
英語を使ったお仕事をしていたり、したいと考えている方、
海外での生活にあこがれている方には
是非、ご覧いただきたいと思う動画です。

 

 

こちらのお話でポイントだと思うのは
「何か問題が起きた時の対応」です。

 


動画を見ていただければ分かるのですが
西野さんやチームスタッフが
理不尽とも思える問題にぶち当たった時、

「誰を責めることもせず、
ただ問題解決にフォーカスをした」

というお話をされています。

 

それに対し、相方の梶原さんが
「俺だったら犯人捜しをしてしまう」
お話をされているのですが
私は個人的に「それ」が多くの日本人の反応だと思うのです。

 

 

アメリカ暮らしの長い私の友人が
一時的に日本に移住し、外資系企業で働いていた時
問題が起きた時に
日本人の同僚達がすごく動揺し文句を言っていたので
"Well, at least, we now know what the issue is."
と言ったら
「そんな呑気なことを言うなんて馬鹿か」
と怒られたそうです。

でも、それって「呑気なこと」ではありませんよね。

だって問題解決をするには

まず問題特定をしなくてはいけないわけですから。

 

その「問題」が特定されたというのは
一歩前進できたということであり、喜ばしいことなのです。

 

 

でも、そこを把握できていないということは
◆起きた問題に感情を揺さぶられている
◆起きた問題にフォーカスしてしまい
 本来達成すべき目標を忘れてしまっている

どちらか(もしくは両方)の可能性があるのです。
 

 

実は、アメリカでの就職の面接では

ほぼ確実に
こうして「問題が起きた時のこと」
そして「その問題をどう解決したのか」ということが
聞かれます。

 

 

「面接する側としては【履歴書】に書かれている仕事内容と
新しい仕事の関連性を見つけ出し、
そこの部分の話をしたいわけです。

ですので、自分の経験した仕事内容の詳細を
語れるようにしておくのは必須です。


例えば、働いていた会社、役職名、具体的な仕事内容、就労期間。
期待されていたこと、その期待にこたえられたかどうか。
過去最大の難関や犯してしまった間違い、それをどう対処したか。
今までで1番の「達成出来て嬉しかったこと」「失敗」はなにか。

 

 

詳しくはこちら↓↓↓

 

 

後半のブログ記事はこちら。

 

 

良い状態の時に
良い仕事ができるのは当たり前です。

 

でもポイントとなるのは

何か問題が起きた時に
その問題に対してどう立ち振る舞えるか?ということ。

 

誰かを責めてしまうのか?

気持ちの切り替えができるのか?

解決案にフォーカスができるのか?

創造的な解決方法を思いつけるのか?

チームの士気を下げず、問題解決ができるのか?

などなど、
「問題が起きた時」にこそ
その人のWork skillsが垣間見えるのです。

 

 

ですから
例えば高校生が

ファストフード店でのバイト面接をする、としても

その時には

自分の習い事や学校のクラブで問題が起きた時に

いつも自分がどう立ち振る舞っているのか?を
語れるようにしておくことが大事だったりします。

 

そのくらい、このポイントは

アメリカでは非常に重要視されているのです。



社会人の一部の方は
少なからずこうした理不尽の中で仕事をしているわけなので
「え、これのどこが特別なの?」
と思われる方も少なくないのではないかもしれません。

でも、何か予期せぬことが起きてしまった時に
そこに対して文句を言うことに時間を費やす人は多いものです。


それはアメリカでもそうで
つまりは「そこ」が

「できる人とできない人の境界線」でもあります。

 

 

賢い人達と
賢く、建設的に、そして効率的に

仕事をしていきたいと思うのなら
先ずは自分が

「問題が起きた時」に上手に立ち振る舞えるように
なることが重要です。 

 

でなければ「良いチーム」に入れてもらえませんから。



興味深い話題で伝えてくれている動画ですので

是非、聞いてみてくださいね!

 

お薦めです。

 

 

 

Happy Learning & Happy Teaching!!!!!
 


◆こちらは今月末までとなります💚

 

 


◆ベレ出版さんのNoteブログにてブログを公開中!


第1回目の「英語は道具ではない」という記事はこちら
第2回目の「多様性」に関する記事はこちら

第3回目の「自分の意見」に関する記事はこちら
第4回目の「異文化交流」に関する記事はこちら



◆「前置詞使い分けプラクティカルワークブック」販売中!!