【英語勉強中、英語を教える】CNN GLENTSは「考える力」を育成する「土台」になり得る。
おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。
以前、こちらのブログでも取り上げさせていただき、
更にはEnglish Teachers Association of Japanでも
勉強会トピックとして採択させていただいたCNN GLENTSですが
今年2023年の5月1日に初版が発行された
CNN GLENTS公式ガイドの重版が
楽天やdショッピングで予約開始されています。
CNN GLENTSは
「Global English Testing Systemという名の通り、
世界標準の英語力を測るシステム」ということで
「リアルな英語を聞き取るリスニングセクション、
海外の話題を読み取るリーディングセクション、
CNN GLENTS独自のセクションとして設けた、
最新の世界情勢を理解するのに必要な知識を問う
国際教養セクションから構成される、
世界に通じる「ホンモノ」の英語力を測定するためのテスト」です。
（同書より引用）
生の英語ニュースが素材だということ、
自宅からの受験も可能なオンライン方式で行われるということ、
自動採点で即時に結果が分かるということ、
そしてコミュニケーションに必要な
社会・文化知識にも配慮がされているということが
特徴として挙げられます。
日本には「仕事で英語を使いたい！」という方は数多くいるわけで
でもそのほとんどがTOEIC取得に多大な時間を費やしています。
それは決して悪いことではありませんし
TOEIC受験が職場で課されているのであれば
それに時間も労力も費やすべきではありますが
「英語の世界」「英語を楽しめるシーン」というのは
TOEIC対策本だけではないので
正直、外から日本を見ている私としては
「もっと視野を広げても良いのになぁ」と思うことが多々ありました。
そして、CNN GLENTSは
まさにそれをしてくれる英語技能試験だと思います。
もちろん、CNN GLENTSは
ライティングやスピーキングをカバーしませんから
そこの部分については自分で努力をしなくてはいけません。
でも、受験料は3960円と
他英語技能試験に比べて安いですし
CNN GLENTS対策として
CNNのニュース（生の英語のニュース）を聞く習慣もできますから
英語が好きで、実践的な英語を身につけたいと考えている社会人の方達には
是非ともお薦めしたい英語技能試験です。
社会人として知っておくべき国際的教養を伸ばすためにも
日頃から世界のニュースに関心を持たねば、と
思わせてくれる試験でもあるので
確実に私達の視野を広げてくれると思います。
これは私の先輩コーチにお薦めされたことなのですが
「自分で考える力」を養うには
世界情勢に意識を向け、時事に敏感になることがポイント、だそうで
そのことを聞いてから
私は大きな世界的ニュースがあった時には
少し早めにその日の仕事を切り上げて
ChatGPTやBingの協力を得て
そのニュースをより理解できるよう、努めるようにしています。
例えば
イスラエルーハマス戦争については
イスラエルの立場から、この戦争が起きたことによる
メリットとデメリットは何か？というのを教えてもらう。
同時に、ハマスの立場からのメリットとデメリットも。
更に、パレスチナ人にとってのメリットとデメリット。
同様に、アメリカ、中国、ロシア、そして日本にとっても
同じように分析をしてもらうわけです。
他にも、この戦争で
政治的、経済的、軍事的、思想的に多大な恩恵を受ける可能性のある国は
どこか？というのも尋ね、その国にとってのメリットとデメリットも確認。
そしてこの戦争が長引いた時に
世界の平和と発展について与えるであろう可能性をも尋ねます。
もちろん、ChatGPTやBingのアウトプットが
「予言」だとかではありませんが
少なくともそうすることにより
多くの視点を持つことができるようになりますので
メディアの偏向報道を回避することができますし
より知性を働かせた状態で
そのニュースに、今後、触れていくことができるようになるわけです。
こうした種まきがないと
「自分で考える」なんてできないわけで
「国際的教養を伸ばす」こともできないのですよね。
やはり、借り物の知識を語るだけなのと
一度自分の中で取り込み、考えたものでは大きく違うし
そうした違いって、対話の相手には伝わってしまうものですから。
ですので、こうしてChatGPTやBingを活用して
「考える」ということは
是非、海外ニュースに触れる方全員におこなって欲しいことですし
そのための第一歩として
CNN GLENTS受験を利用し
CNNを始めとする世界的ニュース機関のニュースに触れる習慣化を
作っていっても良いのではないかと思います。
ちなみに、先にご紹介した公式ガイドですが
英語の先生方は是非一冊手に取られてみてください。
「こんな感じでテストが行われるのね」ということが分かりますし
このガイドさえあれば
「どんな感じで生徒にリスニングやリーディングの宿題を
出していけばいいのか」ということも分かります。
ガイドを参考にして
ここでのフォーマットを学ばせていただきさえすれば
世界中に無限にある英語ニュースを題材に
ドンドン生徒への課題・宿題を作っていくこともできますしね。
（ChatGPTやBingのサポートも上手に活用しましょう！）
というわけで
CNN GLENTS公式ガイドのご紹介でした。
ちなみに11月のETAJ勉強会では
同じく朝日出版社さんが出版されているCNN English Expressの
英語学習や英語教育への活用法シェア会を行います。
私はアメリカ在住ということで
CNN English Expressを入手すること自体難しいのですが
ETAJの先生方の中でも
CNN English Expressを上手に
ご自身の英語学習に、ご活用されている方々がいらっしゃいますので
色々と学ばせていただくのを楽しみにしています。
ご都合の合う方は是非お気軽にご参加ください♡
今日もブログを読んでくださってありがとうございました。
Happy Learning & Happy Teaching!!!!!
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