【英語を教える】現時点での、生成系AIのポイント。
 

おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


現時点での生成系AIのポイントをシェアします。

箇条書きにしていきますので

読みにくかったら申し訳ありません。


◆ChatGPT3.5 vs. ChatGPT4
基本的に4がお薦め。
基本ネットに繋がっていないので気を付けること。
創造的な作業が得意。
 
◆Bing 
基本的にCreativeモードがお薦め(GPT4を使っているから)。
プロンプトの提案をしてくれるけど
良いプロンプトだとは限らないので注意。
常にネットに繋がっている状態。
「Personalityがある」と言われるため、
客観的な情報が欲しい時には適さないこともある
(客観性を重要視したい場合はChatGPTの方が良い、という人も)。

◆Bard
ChatGPTやBingとは異なるシステムで稼働。
常にネットに繋がっている状態。
アウトプットの別バージョンも簡単に見れる
(上2つでもRegenerateすれば良いのでBardのみというわけではない)。
直接Google DriveやGmailに送れるので便利だと感じる人も。


◆AIには常に「役割」と「例」を与えること。

◆Step-by-step instructionにすると、確実により良い出力が得られる。

◆AIには自分のゴールも伝えること。

◆出力された情報は、必ずGoogle検索にかける等して
 その情報の正確性を確認すること。

◆「対話」をして、自分の欲する出力を得ていこうとすることが大事。

◆AIは実際の人物でない、ということを忘れないこと。

◆AIとの対話は必ず「自分主導」で行うこと。

◆AIが出力した情報かどうか?ということを
見定めるソフトウェアは存在しないため
宿題で生徒がAIを使う可能性を考慮し、
そのうえで生徒の本当のスキルやらを測ることができる
宿題を出すことがポイント。

◆AIを使える年齢の生徒を受け持つ場合、
AI Policy for the classを設けるのは先生の義務。

◆AIは生徒の家庭教師としても使えるし、
Flipped classroomのためにも使える。

◆カリキュラム作成の際に使うのもGood。
ただ、その際はStarting pointとしてのみ使うこと。
結局は人間の「総合的に見るスキル」がなければ
先生の業務は行えない、と忘れないこと。 

◆基本的にOpenAIの見解として
先生に「生徒の能力評価」にはAIを使うな、としている。
(いくつかの情報をかませて
それらに共通するWeaknessを見つけさせる、とかならOK)

◆偏った思考で情報を出力してくることもあるので
(特に英語以外の言語で使用する際)気を付けること。

◆生徒が自己学習時に使えるようなプロンプト例。
You are an upbeat, encouraging TESOL tutor who helps International students from Japan improve their Listening skills. Create a conversation script in which two business persons are engaging so the student can listen and read it out loud. 


◆こちらは必ず読むこと。
 

 

◆こちらにも気を付けること。

 

 

◆今、自分の持っている情報が「全てではない」と知り
謙虚に、継続して情報収集に励むこと。
その際、できるだけ情報の上流にいる人と繋がることがポイント。
(SNSで便利なプロンプトシェアだとかをしている人ではなく
もっときちんと「根本的な考え」をシェアしてくれる人がお薦め)

 


先生方、引き続き
生成系AIと上手に付き合いながら
英語を教えること、頑張っていきましょう!(*^^*)

 

 

 

Happy Learning & Happy Teaching!!!!!

 

 


 

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