【英語教育】ChatGPTによる時代の変化で、教師に求められる力。


おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


皆さんもお聞きしたことがあると思います、ChatGPT。

ChatGPTとは、OpenAIが開発した
大規模な自然言語処理のモデルの1つで、
自然言語の理解や生成、会話などを行うことができるものです。

ChatGPTでは
大量のテキストデータを学習していて
それにより言語のパターンや関係性を抽出し、
自然な文章や回答を生成することができるわけです。

既にChatGPTは様々な言語タスクに応用され、
自然な会話や文章生成、質問応答などに利用されています。


こうしたツールはChatGPTだけではないのですが
こうしたAIツールの出現で
ネット検索は根本から変わってしまうと言われ、
Google幹部は「非常事態」を宣言したとさえ言われています。

アメリカでは既に
学校の課題にはChatGPTを使わぬようにと
学校全体での禁止令が出されたりしているわけですが

それも完全に検知することなんかはできないので
結局は、個々の生徒の良心に
委ねられてしまうのではないかとも言われています。


ChatGPTのようなシステムが生まれたことで
これからの私達に求められることは大きく変わりつつあるわけですが
いくつか確実に言えることがあります。


まずは、
ChatGPTのようなツールを賢く使う人
どんどん伸びて
ChatGPTのようなツールを賢く使えない人
どんどん知性を失っていってしまう
、ということ。

まさに「7つの習慣」で
著者のSteven Coby氏が言っていたことと
同じようなこと。

基盤ができていないと
どんなツールやテクニックを使っても
それは望むような成果を生み出してはくれないのです。
 

二面性や不誠実など人格に根本的な欠陥がありながら、
人に影響を及ぼす戦術やテクニックを使って
自分の思い通りに人を動かしたり、
もっと仕事の成績を上げさせたり、士気を高めたり、
自分を好きにさせたりしようとして
一時的にはうまくいったとしても、長続きするわけがない。

二面性はいずれ相手の不信感を招き、
どれほど効果的な人間関係を築くテクニックを使ったところで、
相手を操ろうとしているとしか見えないだろう。
どんなに巧みな言葉を使っても、
たとえ善意からだとしても、効果は望めない。

信頼という土台がなければ、成功は長続きしないのだ。
基礎となる人格の良さがあって初めて、テクニックも生きてくる。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11

 


 

そして

こうした最先端の技術は、やはり「英語ベース」で作られるので
英語学習の必要性は、こうしたAIの開発によって
低くなるばかりではなく、逆に、高まっていると言えます。


事実、ChatGPTと異なり
引用元が記載されるため、それを好んで使う人が多い
類似のAIツール、Perplexityでは
日本関連情報は日本語で
英語圏関連情報は英語で検索されるので
正確性を求めるとなると
世界の半分以上の情報は英語で検索した方が良いわけです。

 

 

もちろん、ChatGPTでも
日本語訳には時間がかかったり、説明が不十分になったりするので
とりあえず現時点では
確実に、英語が出来る人の方が、使いこなせているわけです。

 

翻訳ツールで誤魔化してきた人は
そのメッキが剥がれて
本当に英語力を得る努力をしてきた人達に敵わない世界線が
見えてきたわけですね。


そして、今日の最後のポイント。

アメリカでは既に
授業に敢えてChatGPTを導入することで
生徒の「批判的思考力」を養う試みが行われています。

つまり
生徒とAIツールの良質な関係性の構築のためにも
先生のAIツールの理解と
それを授業に導入するだけのフレキシブルさが
既に求め始めている
、ということなんです。

これは、先生だけでなく、親も同じでしょうね。
子ども達が家庭(親)から受ける影響というのは大きいですから。

 



これら3つは
まだまだAIツールの理解が浅い私でさえ気づくこと。

ですから
英語を教えている皆さん、気を引き締めていきましょう。


例えばChatGPTを使ってみる際、
英語で問いかけ、英語の返答を見るのに
まだ自信がない方なんかは
シッカリと「使える英語力」を身に着けておきましょう。

例えばChatGPTを使ってみる際、
出してもらった返答の信ぴょう性を測るために
批判的思考力が使えない方なんかは
シッカリと「批判的思考力」を身に着けておきましょう。

(批判的思考力はこちらのコースで学べます。)



先日、ChatGPTを含めたAIツールのリサーチも
シッカリと行われている
個人事業主の右腕ジェネラリスト、なわだめぐみさん
こんなメッセージをくださいました。

 

これから「AI翻訳ツールとか活用してみたけど
真のコミュニケーションを理解していなくて玉砕した」
みたいな人が増えてくるような気がするので
なおこさんの専門性がより際立ちますね。

 


そうなんですよね。

ここ最近のメルマガでも繰り返しお伝えしていますが

中途半端な英語力だったり
英語は翻訳ツールでどうにかなると思っていたり
そういう人達が
「英語力でない、コミュニケーションの部分」
で躓いてしまっているお話を
ここ最近、本当によく頻繁にお聞きするわけです。

 

 

 


AIツールが発達するから
英語学習をしなくて良い、ではなくて
AIツールが発達するから
英語が出来る人の可能性が格段に広がる、なのです。



英語を教えている皆さんは
そこを見失わず
シッカリと勉強をして
本当に良質な指導をしていけるよう心掛けていきましょう。



Happy Learning & Happy Teaching!!!!!

 


新Websiteにて
英語学習のポイントをまとめたPDFファイルを無料配布しています。
良かったらご覧ください。(*^^*)

 

 

◆次回のTwitterSpaceはTOEICについて!
アーカイブは残しませんので、是非リアルタイムでご参加ください。

 

 

 

◆英語力だけでなく人間力をも高めるヒント満載!→ミツイのメルマガ
◆とりあえず英語力を総合的に伸ばしたい!→あなたの英語人生が変わる!メールレター
◆自分ビジネスだとか英語を教えるだとか、興味ある?→英語を教えてみたい方へ!メールレター
◆既に英語を教えている方はこちらー!!→英語の授業チェックリスト