【英語を教える】ブログ発信、どうしていますか?
 

おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。



ネット社会の今、
ネット上には様々なブログ記事が溢れています。

それは英語学習・英語教育という分野でも同じ。

でも、それは玉石混淆であり
正直、良い文章もあれば
読むに値しないような文章もある
のも事実です。


今月の
Bella Terraの音声レターでは
「こういう文章には気を付けて」
というお話をしようと思っていますので
Bella Terra会員の方は楽しみにしていてください。
(*^^*)



私が思う良い文章というのは
◆これは〇〇です
◆私はこう思います

という
事実伝達や自分の個人的な感想を述べる文章ではなく


オリジナルのBloom’s Taxonomyでいうところの
Synthesizeが出来ている文章だと思います。


Bloom’s Taxonomyというのは
Benjamin Bloomという
アメリカの教育心理学者が説いた学習理論の一部で
1956年に発表されました。


この学習理論はThe Cognitive Domain、
The Affective Domain、The Psychomotor Domainの
3分野に分かれているのですが(詳しくはこちらをご覧ください)、

アメリカの教育現場では、
特に「受け取った知識をどう使っていくか」ということが
説明されているThe Cognitive Domainを重要視しながら
カリキュラムデザインが行われています。


 

オリジナルのBloom’s Taxonomyでは
学んだ情報の取扱い方として
「Knowledge → Comprehension → Application →
Analysis → Synthesis → Evaluation」
と認識していて、
この順に複雑化していくものだと説いていますが、

2001年に改定されたRevised Versionでは
「Remember → Understand → Apply → Analyze →
Evaluate → Create」
と説いています。



私が触れたのはオリジナルの方なので
オリジナルのコンセプトでご説明させていただきますが

例えば知識の伝達をするだけ(暗記だとか)は
Knowledgeの箇所に該当します。

そこをシッカリと理解することで
次の段階のComprehensionが出来ていると言えるわけです。

そしてその理解を以てして
他のものに応用させていくことができたら
それは次のステップであるApplication
押さえることができている、というわけですね。

そして学んだこと、応用したことを分析できたら
それはAnalysis

そして私が「良いブログ記事では行われている」と
思うのが次のステップのSynthesizeというところなのです。


つまり、知識の伝達だけでなく
知識の理解を披露しているだけでなく
その知識を応用できているだけでなく
 
別の事柄と組み合わせて思考を巡らせたりだとか
一般化させるだとか
そういうことが行われている文章こそが読むに値するし、
そういうことが行われている文章が良い文章だと感じるのです。


Synthesizeというのは「統合」という意味です。


これは、まさにこのブログで
アキ先生が行われていらっしゃること。 
 


私のブログ記事をご紹介くださり
つまりはそういう注意喚起が必要な状態というのは
「こういう過去の状況と同じなのではないか」
過去に、アキ先生が読まれた本とその内容をご紹介されています。

その本に書かれている内容が
日本人としてはとても思い描きやすいだけでなく
普通に考えて
「それってヤバい状況だよね」と
誰でも頷ける事例でもあるので

だからこそ、
ミツイのブログ記事に書いてあることに
気を付けないと怖いことになってしまうよ。
別のところでも、
同じように怖いことになってしまう可能性があるよ。

というアキ先生の主張が
非常に、読者に、伝わりやすくなっているのです。 


Synthesizeが上手に使われている例ですね。
こういうのって、私は、すごく上手な文章だと思います。


でも同時に
こうして情報を統合させ
メッセ―ジ性を持たせるというのは
書き手に「教養」がないと行えないことでもあります。

「教養」がないというのは
いわば、届けたいメッセージに付随させる情報が
自分の引き出しに入っていない状態なわけですから。

アキ先生の場合は
昔から、読書も映画鑑賞も沢山行われてきたと
お話くださっていましたから
それが、まさにSynthesizeのタイミングで役立っているのでしょう。


でもだから、
こういう教養的な部分をも大事にせねばならぬと
Bella Terraでは
様々なことをカバーし
「ひとりの人間として」成長していただくことを意識しているのです。
単なる起業塾だとか、そんなものではありません。
 


皆さんは、こういうブログが書けていますか?

普段から、アキ先生のように
教養を意識して読書や絵画鑑賞、映画鑑賞等を行ったり
様々なところからの気付きを言語化する練習をされていますか? 


アキ先生の記事の中では
こんな励ましのお言葉も綴られていました。 

実は、私も自分の思考が停止している

と思っていた時がありました。

今も、私の思考はフル稼働ではないかもしれません。

それでも前より思考できるようになりました。

しかし、今の状況まで思考できるようになるのに

結構な力と時間が必要でした。

 

私がどのように思考を稼働できるようにしたか

それは、「自分と向き合う」こと、そして

「学ぶ」ことを繰り返してきたからです。


丁寧な暮らしというのは
おしゃれな家具に囲まれ、
家を常にショールームのように整然とさせておくことではなく

アキ先生のように
自分の内面に向き合い、
成長のために自分を少しずつ変えていく努力をする、
そんなことだと思うのです。


やろうと決めたら、誰でもできること。

そうして
人間性の部分をも磨いていきたい!という英語の先生は
是非ご連絡くださいね。

私のサービスを使う使わないに関わらず
私の周囲にはそういった先生方が沢山いらっしゃいますから
きっと、素敵な輪を広げるきっかけとしていただけると思います。

(*^^*)



 

Happy Learning & Happy Teaching!!

 

 



◆人間性の部分も、専門的な部分も成長したい
英語講師のための学びの場
「Bella Terra」では

英語教授法の情報、授業内ワークの情報、宿題関連の情報、
海外の教育の情報、そして自分教育のための情報をご提供しています。

単に英語ができるから英語を教えられる、という状況を脱したいけど
何からすれば良いのか分からない、という方にご利用いただいています。

 


◆Back to the Basics (*^^*)
夏に向けてぜひ!
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