【世界は美しい】孔子「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」


おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


孔子の言葉に
「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」
というものがあります。

これは
「知る」だとか「極める」だとかということは

必ずしも良いことばかりではなく
そうすることによって
苦しんだり迷いが生じたりすることが起きるという意味です。

「無知である」ということは幸せなことでもあるんですよね。


これって時代を問わず
普遍的に言えることなのだろうなと思います。


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例えば
SNSで、他の人が楽しそうに、幸せそうにしているのを見て
自分と比較してしまったり。
そうしたことがストレスになる人は多いようですよね。

これも「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」。


他にも
海外で生活している人の様子を羨ましく思ったり
他国の健康保険を知ることで、それを羨ましく思ったり。

そういったことも「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」。


頑張って勉強をして、何かをマスターしたと思っても
ちょっと調べてみると
世界基準のレベルからは程遠いことに気付いて愕然としたり。

これも「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」。
 


そう考えると、インターネットの発達によって
それまで見れなかった、知り得なかったことを
見たり知ったりすることが出来るようになったというのは
良いこととは言い難いのかもしれませんね。


ただ、やっぱりインターネットの発達によって
それなしでは出会うことがなかった人達と出会えたり
それなしでは知り得なかったことが知れたりするのは
(私にとっては)嬉しいことなので
私は、そういうのを大事にしていきたいなぁと思います。



それでも。

やはり先人の言葉というのは重みがあるもので。
この孔子の言葉も例外ではないんですよね。

ですので
学ばないこと、極めないことのメリットをも知り(もちろんデメリットも)
どちらかに偏り過ぎないよう、フラットでいられると良いのかもしれません。


少し前まで。。。。
それこそ「引き寄せの法則」が全盛期だった頃、
望んだことを現実化するためには
その世界を実際に体験することが大事だと言われていました。

例えば
一流ホテルで当たり前に宿泊できるようになりたいのなら
実際に宿泊してみる、だとか。

でも、そうして体験してみると
気分が高揚はするものの、違和感を覚えることもあるようなんです。
どんなにポジティブに取り繕っていても
「今の自分とのズレ」があることに気付く人もいるようですね。

そこを無視して「でも、私はこれを現実化する」と頑張っていた人ほど
今となっては、こぞっていなくなってしまったように思えます。


「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」


やはり、バランスを意識すること。
この世は絶妙に、常に、均衡が保たれていることを知ること。

世界には
ポジティブに思えることも
ネガティブに思えることも
必ず同量のエネルギー分が、同時に起きていると知ること。

そう認識しておくことって大事なのでしょうね。



「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」


そんな自分で良いんだ、と
間違った方向に行っているわけではなくて
そういうものなんだ、と
リマインドしてくれる言葉ですね。
 

 



Happy Learning & Happy Teaching!
 

 

 

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