【日本滞在中のお話】一番、穏やかで大好きだった時間。

 

 

おはようございます。英語を教えながら

英語の先生の先生をしています、ミツイです。


私が、2001年に、18歳2ヵ月の時点で渡米をしてから
早17年が経ちました。

つまり、人生のほぼ半分をアメリカで過ごしています。


ともなると、私の生活の基盤は完全にアメリカで
私の思う常識もスタンダードも、完全にアメリカベース。

それでも、アメリカで集団の中に入ると
自分のJapanesenessが際立つ感覚もあるのですが
実際に日本を訪れると
自分のNon-Japanesenessが際立つなぁと感じます。


双方の国に「良いと思える箇所」「良いと思えない箇所」があり
どちらの国が良い悪いだとか、好き嫌いだとかではありませんが
今の私から見た、日本のお話を、ちょっとさせて頂こうと思います。


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LAの空港にて。今回はSingapore Airlineでの旅行でした。
個人的には…うーん、やっぱり次回は日系のAirlineにすると思います。




今回は、まず
私が今回の滞在で一番、穏やかで大好きだった時間について。

これは間違いなく「タクシーの中で過ごすひと時」です。


タクシーの運転手さんとお話をさせていただく時間が楽しくて
一人の時は、特に積極的にタクシーに乗っていました。

色々と興味深いお話を聞かせてくださったり
時には静かな空間を用意してくださったり

「今日も暑いですね」と声をかけると
「そうですね」と返事をしながら、
さり気なくエアコンの温度を下げてくださったり。


もちろん、私がお会いした方達が
たまたま良い方達だったのかもしれませんが
本当に、毎回穏やかで楽しい時間を過ごさせていただきました。

まぁ、アメリカではタクシーどころか
UberやLyftにさえ乗りませんから
別の地域との比較はできませんが

比較をする気にならないくらい
私のお気に入り時間となりました。


もちろん
「お客さんの話を聞いたりするのが仕事でしょう」
「タクシーの運転手ってそういうものでしょう」
と、言われてしまえば、それまでなのかもしれませんが

あの空間には、確実に
お互いの意識がお互いに向いていて


今では、きっと珍しくなってしまった
「スマホ」に介入されない「一対一の人付き合い」が
あるんですよね。

そこも、好きな部分だったのかも。

 

 

私の普段の生活からは
絶対に見えていない「なにか」を見ながら
日々お仕事をしている方とお話させていただける機会も
なかなかナイ、と思うので。

余計、楽しく感じたのかもしれません。


ちなみに、私は、日本に行く前から
日本でタクシーに乗ることをすごく楽しみにしていたのですが
それは間違いなく、この方の影響♡
 
以前、彼が英語を教えていた時期にお世話になっていたんです。

今ではタクシードライバーの木谷さんですが
お客様とのホッコリするエピソードを

(もちろん個人情報等は一切なしで)お聞かせくださっていたんです。 

 

 

接客業は色んなお客様と関わっていくわけですから
良い時ばかりではないかもしれませんが
目の前の人との時間を大事にしていくべき、というのは
私たち英語講師に通ずるものがあるな、と感じました。
 
木谷さんがそうしているように
私も、目の前の生徒さんとの関係を
常に大事にしていけると良いな、と思います。
 

 

Happy Learning & Happy Teaching!