【グローバル意識】Don't take it personally.の意味。
おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。
先日、こんなブログ記事を書きました。
【英語勉強中】誰かの批判、しますか?
【英語勉強中】日本語バージョンの「批判」ではグローバル社会でやっていけない。
今日は、誰かに批判された時のマナーをご紹介させてください。
こちらのメールレターの
「国際化マインド」というセクションより抜粋しています。
(前略)
「英語が出来て、自分の意見を言えたらOK」ではなく
「相手の意見を聞く時のマナー」を意識することも大切です!
特に、相手の意見が、自分の意見と異なる時。
どんなに自分の意見とは異なる意見を言う人がいても、
それはあなた個人を否定しているわけでもなければ
あなた個人を攻撃しているわけでもはありませんよね?
その人は、単にその人の意見を言っているだけなんです。
同一意見を言う人を、自分と同一化させないこと。
反対意見を言う人を、自分の敵とみなさないこと。
これを、英語では Don't take it personally. と言うのですが
多くの日本人は、このことが非常に苦手です。
何か否定的なことを指摘すると、
悲しくなったり攻撃的になったりしてしまう人が
ほんとーうに多いんです!
でも…
それでは話が進まないのです。
それではチームの成長が望めないのです。
皆が皆に同意できる世界では、成長はあり得ませんから。
むしろ、いかにチームの中から異なる意見が出てくるか。
そしてそれに対してどう対処していくかということが、
成長への第一歩になるのです。
ですから、欧米社会では
とにかく企業内でも大学内でも Diversity(文化の多様性)を好みます。
これは多様性があった方が色んな意見が出てくるからなんですよ。
色んな意見が出てくると、
今まで個々では見えていなかった新しい世界が見えて
そこで一緒に新しいものを模索していくうえで
一つの文化の習慣や考え方に縛られない、新しい「なにか」が生まれるんです。
ね、Diversity なチームって、本当に面白いし強いんです。
あの有名なNASAも
"diverse society creates problems and opportunities." と言って
何かのプロジェクトを行う時は、
必ず Diverse なチームを作るように心がけているそうです。
(http://www.pnas.org/content/101/46/16385.fullより)
Diversity と言っても、
何も他の国の人とチームを組まないといけないわけではありません。
同じ国で育っていても皆個々考え方は異なりますから
日本人チームであっても、そこには十分にDiversityがあるのです。
ただ!
それには、皆が自分の意見を言えないといけません。
自分の意見を持って、自分の意見を言って、他の人の意見をも尊重する。
そうしていると、日本人同士でも絶対に面白いチームが出来上がります。
それが出来ると、日本にいながらにしても
国際社会の一員としてやっていく準備が整っていきますよ。
(後略)
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Happy Learning & Happy Teaching!