【英語勉強中】TOEICの時、脳内英語電気をいつつけるかが分かれ道。


おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


TOEICレポでも触れましたが
私がTOEICのListening & Reading Sectionを受験した時は
友人から「後ろの問題から解くと良いよ」と聞いていたので
素直にアドヴァイスに従って、問題を後ろから解いていきました。


実は、この時はその真意が分からず
ただ単に「TOEIC経験のある先輩」の教えを守る感じで
「じゃ、言われたからそうしてみよう」と、実行したのです。

でも、先日
ふとした時に、その理由が分かりました。

というか、英語学習でも
私が普段から大事にしているポイントでもありました。


英語脳に変換するには
ある程度の長さのある英文を読むのが効率的なのです。






つまり、Reading Sectionを
問題順におこなっていくと
穴埋めとか短文から始めることになりますよね。

それだと前後の文につながりがないので

例えて言うと
フライパン上の野菜炒めの野菜を
一つ一つ、菜箸でひっくり返していくような感じで、
脳内は非常にゆっくりと英語モードに変換されていくのです。

(電気が一つずつゆっくりついていく感じ)


逆に、Reading Sectionを後ろからおこなうと
長文から始まります。

一気に読まないといけない英文が多いので

例えて言うと
フライパン上の野菜炒めの野菜を
おたまで一気にかき混ぜるような感じで、
素早く脳内が英語モードに変換されるのです。

(電気がパパパッと次々についていく感じ)


Reading Sectionを問題順におこなうと
Part 5ではまだまだ脳内英語電気が少ししかついていなくて
Part 6でようやく半分くらいの電気がついて
Part 7に取り掛かるくらいで8割の電気がついて。。
という感じで、

その、それぞれのステージでついている脳内英語電気が
対応出来るスピードで
それぞれの問題を解いていけるのですが、


Reading Sectionを後ろからおこなうと
Part 7の長文で
ほぼ全ての脳内英語電気をつけることが出来るので、

その後続けるPart 6、Part 5それぞれのステージでは
大分速いペースで問題に向き合うことが出来ます。



ですので、TOEICのReading Sectionを
後ろからおこなうのって、すごく良いなぁと思いました。

もちろん、これには個人差があります。

こちらでご報告したTOEIC満点の英語の先生
確かPart 6→Part 7→Part 4。。とかいう順番で
問題を解いていくとお話されていたと思います。


ですから、英語学習法と同じように
TOEICで問題を解いていく順番も
自分にとってのベストを見つけることが大事なのですが
こういうことも、考慮できるんだな…と参考にしてみてください。



ちなみに、私は
普段の英語学習において以下のことを気を付けるように
生徒さんに伝えています。

*音読はある程度文章のつながりがあるもの
(文法書など、一文一文がバラバラなものはダメ)

*英語脳に変換しておきたい時は洋書を読む量を増やす



やっぱり、
「長文など、つながりのある文章をたくさん読む」ことは
英語処理速度をあげるために(脳内英語電気をつけるために)
必要なんですよね。



ちなみに、こう書くと
「最初にListening Sectionがあるじゃないか。
そこで十分、英語脳に変換出来るんじゃないか?」
と言われそうですが。。。


まず、TOEICのListening Sectionでは
読まれる英文の長さが圧倒的に短いですので

英語脳に変換出来るほどの
(その威力を最初からリーディングセクションで
発揮出来るほど)脳内英語電気はつかないと思います。

(TOEFLの講義パートなら大丈夫かもしれませんが)


そして、英語処理速度を効率的にあげるには
Listening & Speaking よりも
Reading & Writing!がポイントになります。

Listening & Speaking では
英語処理速度はなかなか上がりません。


そして、これが
日本人の英語処理速度が低めなことにつながります。

だって日本人学習者って一般的に
読む量も書く量も少ないんですもん。



そんな感じで
TOEICのReading Sectionは
後ろからおこなうのが、お薦めです。




Happy Learning & Happy Teaching!!