◆DV離婚からの~シングルマザーの子育て | ◆おやこひろば桜梅桃李~おうばいとうり~◆

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◆心理カウンセリング・子育て相談 大阪府吹田市

 

ワタシのカウンセリングルームには
DV被害まっただ中!という方や
DV被害後、脱出したけど、
子どもが荒れはじめた~!って方、
DVから、離婚調停中~の方
などなど、

DV関連で来られる方が
多くいらっしゃいます。

そんな中、
素敵なエピソードを聞かせていただきました。

ご本人の許可を得て、
ご紹介させていただきますね。

ちょいと長くなりますが
ぜひ、どうぞ
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その方は、DV被害から脱出、
シングルマザーとして
新しい一歩を進み始めている方です。
A子さんとしますね。
(イニシャルでも何でもないっす)

子どもさんが、男の子で現在小学校高学年。
一人っ子なのか、
第二子以降がいるのかは、
個人が特定されるので、ここでは伏せます。
Bくんとしますね。

父親が母親に手をあげる場面を目撃して、
お母さんと家を出てから(別居スタートしてから)
B君は、しばらく学校に行けなくなりました。

安全な場所に脱出できたことで、
今までの緊張感や、
ストレスを抱えていたことを
出せるようになったんですね。

B君自身は、相性の良い心療内科に出会えたことで
ずいぶん元気に過ごせるようになりました。

ちなみに、DV目撃後、
不登校になることは、よくあることです。
心に傷を負って、
学校なんか、行く気になんかなれません。
当たり前の反応です。

なんなら、学校に行ってる間、
お母さんのことが心配で、
勉強どころじゃないけんね。

B君は、心療内科で
少しずつ、心の傷からも
回復していく中で、
やっぱり、辛いのはお母さん。

某男女共同参画センターに
相談の電話を入れたところ、
ワタシのカウンセリングを
紹介してもらったそうです。

A子さんのカウンセリングを進める中で
数回、息子さんも、ワタシのところに来てくれて
それはそれは、とてもお母さん想いの
優しい息子ちゃんです。

脱出後は、A子さん自身、
動揺や、不安、恐怖、悔しさ、
いろんな気持ちが溢れて
いわゆる「大変な状態」でした。

溢れるたくさんの感情を、
カウンセリングの中で
たくさん出してもらって
素敵な笑顔が
ずいぶん、出るようになってきました

ちょっと元気になってくると
また、別の不安がやってきました。

B君が思春期を迎えるにあたって、
「男の子の性教育」って
どうやったらいいんだろう?って。

そこで、ワタシから、
このようにお伝えさせてもらいました。

まずは、ちゃんと二人だけで
話をする時間と場所を作る。

大事な話があるってことを
ちゃんと伝えます。

そして・・・
◆自分の心とカラダの大切さ。
◆プライベートゾーンのこと。
(カラダの、特に、口、性 器、肛門、胸)
◆プライベートゾーンは、
人に見せたり見られたり
触ったり、触らせられたりしてはいけないこと。
◆その上で、大人の女性に興味を持つことは健全なこと。
◆自慰もしてよいこと。
 ただし、人に見せない。
 手を清潔に。
 後処理も自分でちゃんとする。
◆AVなどの情報は、作り物であり、
特に、暴力的な行為は女性は喜ぶどころか
心も体も傷つけて、長い間苦しめること。

ざっくりですが、
こんな感じ~ということを
お伝えしました。

参考文献はコチラ。

 

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メグさんの性教育読本/ビデオドック
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お母さんは、ちゃんと時間を作って
ちゃんと伝えたそうです。
「恥ずかしかったけど
って。

そりゃ、そうです!
今まで、私たち自身が
そんなこと教えてもらってないし
なんなら、口にすることすら
できなかったんやもん。

でも、ちゃんと勇気を出して
息子君と、向き合って
伝えたそうです。

素晴らしい!!

息子君も、
しっかり聴いて
納得してくれたそうです。

「父親=男性」が不在でも
ちゃんと伝えることはできます。

A子さん、
よくがんばりました

こうして、親子間で
何でも話せる環境作りができると、
いざ!というときに
お互いが支え合えるようになります。

お母さんだから頑張らなくちゃ!
とか
子どもには心配かけない!
とか
子どもにも頑張ってもらわなくちゃ!
とか・・・

頑張り過ぎないで、
「家族」ってチームとして
支え合う。

心を癒せる
安心、安全な場所が
「家族」にあれば、
傷つくことがあっても
いっぱい泣いて、
泣き事が言える。

そしたら、ちゃんと
立ち上がるチカラが
自然と湧いてきます

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もうひとつ。

 
終了するまで、
日程シークレットでやってきた
吹田市男女共同参画センターデュオ主催
DV被害後の親子の心のケア講座。
先日、無事終了しました\(^o^)/
 
9月から全6回
半年間やってきて、
最終日は、皆さん、
素敵な笑顔がたくさん出るようになりました。
 
お母さんの心が自由になれば
子どもたちは勝手に、
のびのび成長するのでね(*^_^*)
 
DVから脱出したからこそ出てくる
子どもからの困った行動=SOSの対処や
ママの心のケアのポイント、
子どもとの関わり方のコツや、
日常の生活の中で
「大好き」を伝えあったり
ふれあったりすることなど
60分講義と、
リズム遊びと
絵本の読み聞かせ
1回90分の内容で開催してきました。
 
 
子どもも同伴の講座でした。
 
 
後方で遊んでる子どもたちは、
予想通り、
遊びながらも、
ちゃんと講座の内容を
聴いてくれていました。
 
お母さんの身に起こった出来事、
そこから、どう立ち上がろうとしているのか。
 
お母さんが笑顔になれるヒントを得ていることを
同じ空間で、知って、
感じることが大切だということで
子ども同伴での講座にしました。
 
 
その中で、参加された、
ある1組の親子さんのエピソードを
ご本人の了解を得て、ご紹介しますね。
 
講座の中で、
お母さんから質問を受けました。
 
小学校低学年の娘さんが、
「もう、男の人は恐い。男の人がいないところに行きたい」
と言うので、
女子中とか女子高とか検討したほうがいいのかな?
って悩んでいること。
 
そして、そう想わせてしまったことに、
自分を責めていらっしゃいました。
 
 
それに対して、ワタシから、
このように、お伝えさせていただきました。
 
「男の人をずっと恐いと思い続ける
娘さんの未来を
ついつい想像してしまうよね(^_^;)
 
でもさ、
優しい素敵な男性に出会って、
結婚式で
「お母さん、素敵な人に出会えました」って
感謝の手紙を読んでくれてる未来を
勝手に想像してもいいっちゃないかいな?(*^_^*)
 
未来は、誰にもわからん。
悪いことを想像したくなるけど、
あえて、自分が目指したい未来を
勝手に想像するのはタダやん~\(^o^)/」
 
 
その後、帰宅してから、
娘ちゃんが、お母さんに
「ワタシ、誰と結婚するんやろ?」
って言ったそうです(*^_^*)
 
お母さんは、とても驚いて、
ちゃんと聴いてるんですねって
伝えて来てくださいました。
 
娘さん、講座の間は、後方で
折り紙や、お絵かきを保育スタッフの方と
おしゃべりしていたんですが、
しっかり、彼女の心にも伝わっていました(*^_^*)
 
たった一度でも、
恐い経験をしたら、
そりゃ~~忘れられん。
 
忘れられんけど、
それを糧にして、
立ち上がることはできるっちゃん。
 
でも、一人じゃ難しい。
 
ちゃんと誰かに助けてもらいながら
ちゃんと、恐かったよって泣きながら
自分の心と、子どもの心を抱きしめながら
お母さんが、自分らしく生きていけたら
子どもは、その姿を通して
「生きるってステキ!」って感じられるっちゃん。
 
 
素敵な講座をさせていただいた
吹田市男女共同参画センター デュオの皆さん、
半年間、本当にありがとうございました!\(^o^)/

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誰だって、DV被害に遭うなんて
想像もしてない。

離婚するなんて思ってもみなかった。

でも現実は
こんなことが、たくさんあります。

起こった事実から
逃げたくなるときもある。
泣きたいときもある。
どうして?って自分を責めてしまう。

そんな苦しい気持は
一人で抱えるのは
とっても大変です。

どうか、気軽に
カウンセリングを利用していただけたらと思います。

気持ちを吐き出すと、
前に進めるチカラが
ちゃ~んと、
湧いてきますからね



 

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