こんばんは

3月8日は忘れられない日になりました。

 

前回のブログで書きましたけど

3月8日午後に父と面会を予定していましたが

帰省した直後に訃報の連絡があり

あと3時間で父と会えるはずが永遠のお別れになりました。

 

私が帰って来るのを待っていたかのようなタイミングでした。

 

幸いにも実家で葬儀を執り行うことが出来たことが

せめてもの救いで、家に運ばれた父の顔が

2日目にはすっかり穏やかな寝顔になりました。

 

 

葬儀が終わった後日

仏壇を整理していたらこんな物が出てきました。

 

 

どうやら私が結婚して間がないときに

内緒で「子授」の願掛けをしてくれていました。

兄には良縁のお札でした。

 

しかも他府県のお寺に行ったみたいです。

 

そこまでして孫の顔を見たかったのに

甥が使っていた乳母車を長いこと保管してくれていたのに

一度も孫のことを口にせず

ずっと待ち望んでいてくれたことを思うと胸が詰まります。

 

子どもを授かることを希望していないと

黙っていることが心苦しかったので

去年両親の前でそのことを告白し父は黙っていました。

 

子を想う親の愛情の深さに頭が下がるとともに涙が止まりません。