プラモデル部です。
今回のブログですが・・・・
月曜日に更新させて頂いたブログでは、今回使用する(予定の物もありましたが・・・・)工具・マテリアルをご紹介いたしました。
で・・・今回は
製作するキットを決定したのと、少し作業を進めてみたので、そちらをご紹介いたします。
今回、製作するキットは・・・・・コチラ!!
プラッツ製
1/24 「NAC ガールズ&パンツァー PACIFIC RACING S14タイプ D1グランプリ 」
を製作していきます。
「何故、このキットを選んだ?」
「何?ガルパン好きなの?」
と思われた方も少なくないのかも・・・・・
まぁ、担当は「装甲騎兵ボトムズ」と「マクロスプラス」が大好きなので・・・
ボトムズの痛車キットがあれば、迷うことなく選んでいるのですが・・・・
無いんですよ。
そんな事は置いといて、キット内容の紹介と今回このキットを選んだ理由をご説明いたします。
箱を開けて、パーツを並べてみますと
こんな感じです。
意外と?シンプルな構成です。
キット内容としましては・・・・
「キット内容は一部実車と異なる個所がございます」と箱にも注意書きが書かれていますが・・・・
完全にD-1仕様を再現したキットではなく、普通の市販車版エアロパーツ付き「S14シルビア」にD-1仕様のデカールが付いているキットとなります。
平たく言えば・・・「ガルパンS14 D-1仕様のレプリカ車」と言うべきなのでしょうか?
「D-1GP」のファンの方には物足りないかもしれませんが・・・・
気楽に作って楽しむのが良いキットだと思います。
なので今回は、実車の事を気にせずに「レース車両のレプリカ」と考えてお気楽に製作していきます。
塗装でも試してみたいこともありますし、その方が楽しめますからね♪
そして、このキットを選んだ理由ですがコチラ!
以前からお問い合わせの多かった
・エッチングパーツの作り方
・デカールの貼り方
・デカールを貼った上へのクリアーコート
・艶の出し方(研ぎ出し)
と言ったご質問にお答えできるいい機会かと思い、大判デカールが入っていて、エッチングパーツも入っているこのキットをを選んだ次第です。
一応、真面目に考えていたんですよ・・・・一応
では気を取り直して、製作を開始です。
最初にボディの下地作りから開始です。
ボディパーツにバンパー、サイドのエアロパーツをランナーから切り出して合わせてみます。
パーツの「合い」を確認する為の仮組みなので、接着剤で接着せずにマスキングテープで固定しています。
良く見ると・・・・・
写真だと解り難いのですが・・・・・
ボディとバンパー、サイドのエアロパーツとの間に隙間が・・・
バンパーとボディの境目はヤスリで平らにしてから接着、サイドのエアロはクランプや洗濯バサミ等で固定してしっかりと接着してしまえば大丈夫と思います。
そして、前回のブログでもご紹介しましたボディパーツの成型上、出来てしまっている「パーティングライン」の確認を!
今回は、判り易い様にパーティングラインに油性マジックで線を引いてみました。
御覧の通り、複雑な形状を再現する為に多くのパーティングラインが出来ています。
その部分をヤスリ等で削って綺麗にしていくのですが・・・・
場合によっては、段差が大きい場所もあるので、ヤスリがけだけで対処するとパーツを削りすぎる場合もありますので注意が必要です。
最初に軽くヤスリをかけて、パーティングラインのバリのようになっている部分を落とすようにヤスリをかけてあげて下さい。
最終的にはボディ全体にヤスリをかけるのですが・・・・・
このヤスリがけでは、表面のバリやパーティングラインを消すだけでなく、キットの表面を滑らかにし、下地のサーフェーサーや塗料の食いつきを良くする効果があります。
この時にヤスリがけでプラスチックが削られて表面の「ツヤ」が消えますが、ツヤが残っている場所でパネルライン以外の場所であれば、そこにはパーツの成型後に出来た「ヒケ」があります。
ヒケが見つかった時、浅い場合はもう少し削ってあげる事で消せる場合もありますが・・・・
ラッカーパテや、ラッカーパテをラッカー系塗料用うすめ液で溶いた「溶きパテ」を使用して埋めてから削って均した方が良いかと思います。
パーツの削り過ぎを防げるので、綺麗に仕上げやすいかと思います。
とりあえず車体左側、上面のみを処理しました。
成形色の影響もあり、状況は解り難いのですが・・・・
パーティングライン確認のために油性マジックで引いた線は消えています。
そして・・・・天井の部分にマスキングテープが2枚貼られていますが・・・・
片方は何も書かれていない物、もう片方は「タムタム」と油性マジックで書かれた物です。
これは、何の為に貼ったかと申しますと・・・・次の工程で分かりますのでお楽しみに♪
では、サーフェーサーを吹いて状態を確認してみます。
今回はクレオス製の1000番を使用しています。
ボデイの天井部分と左側にサーフェーサーを吹き付けましたが、マスキングテープに油性マジックで書かれた文字はうっすらと見えています・・・・
そして、サーフェーサーが乾燥した状態がコチラ!
今回は、パーティングラインが消せた事を確認する為にサーフェーサーを吹きましたが、処理をした左側のパーティングラインはきれいになっています。
御覧の通り、天井部分のマスキングテープには同じように「しっかりと」サーフェーサーを吹き付けましたが・・・・
油性マジックで書いた文字は見えています・・・・
これは、油性マジックのインクが塗装表面に「染み上がって」来ているんです!!
今回のように、削る事や修正する必要のある場所などを油性マジックで分かりやすくするのは作業効率を上げるのに有効なのですが・・・・
下地処理の時点で、必ず「油性マジックのインクを完全に落とす」必要があります。
パーティングラインの処理の様にインクの付いた部分を削り落とすか、エナメル塗料用の溶剤を使って完全に拭き取る必要があるので、油性マジックを使用する際はご注意ください。
今回の作業では、丁度手元にあった#400のフィニッシングペーパーを使用しましたが・・・
これから本格的にボディ全体の表面処理とスジ彫り部分を彫り直して深くしてからパーツの接着、サーフェーサーを吹き付けて、更に目の細かいヤスリやコンパウンドで研磨と続いていきます・・・・
下地処理だけでも、先はまだまだ長いです・・・・
では、今回のブログはここまでとさせて頂きます。
次回も宜しくお願い致します。