先日、車で30分弱のところにあるホールで、ピアノを弾く機会がありました。
持ち時間は30分で、無料だから、本当にありがたいです。
大雨予報の日で、それでなくても車の運転が苦手な私は、何日も前から心配していましたが、予報通りの大雨でした。
トラブルがあっても時間までにたどりつけるよう、かなり早めに出発しました。
昨年も参加して気に入った併設のカフェでゆっくりしようという目論見もありました。
窓から緑がいっぱい見られるし、お料理も工夫が凝らされ身体にもよさそうなもので、しかもそんなに高くない。
ホール内は閑散としているのに、お客さんはまあまあ入っておられました。
居心地のよいところは、皆さんもよくご存じなのですね。
週替わり定食を食べて、まだまだゆっくりしたかったので、ケーキセットも頼んでしまいました。
予約の時間は、お昼から。
一人前の方が始まるころにホールに入りました。
すると、見知った方が出口に向かわれています。
その前は知っている方だったんです。
わたしはもう一度ホールを出て、近況報告をしました。
1月の隣市でのスタインウェイを弾く会でもお会いしました。
場所は変わっても、演奏される人は意外に同じ人が多いのかもしれませんね。
自分のことは棚に上げて、みなさん、熱心ですね。笑。
ゆったりの待ち時間は、心も休まり、いい感じだったはずなんですが、もとがもとなだけに、なかなかうまくいきませんでした。
ステージがとっても明るくて、まぶしかったです。
最初、椅子の高さ調節をするところの溝の数だけ見て高さを合わせて座ると、家のピアノと同じくらいだったので、そのまま始めてしまったのですが、グランドピアノは譜面台が高いので上方向を見るようになりました。するとまぶしさが視界に入る感じで弾きづらかったです。
何度か弾くたび椅子を調整しました。
グランドピアノの場合は、椅子は少し高めがよいかな・・・。(今後のために)
もちろん暗譜なら、それは、考えなくてよいのですが。
準備等も含めての30分の持ち時間だから、ハノンはもったいないと考え、でも、いきなり、指ならしもなしで弾けそうな気もしないので、簡単なもので指ならしを兼ねようとしたのですが、なかなかそれもうまくいきませんでした。
鍵盤を一つ分まちがえるわけではないけれど(まちがえるときも多々ありましたけれどそうではないときにも)微妙にずれてしまって、芯をとらえていない感じで不満足でしたね。
それも徐々に解消されてきましたが。(もちろん不慣れなまちがいは多数です。)
やはり、ハノンとかした方がよかったんだろうか・・・?
今回弾いてみた曲
ツェルニー30番の12番
(昔、テレビ番組のBGMで使われていて好きだった。)
ツェルニー40番の34番
ツェルニー40番の34番(2回目)
(時計をみたらまだ5分くらいしか経っていなかったので、2回目を弾きました。できたらいいのを残したいと思ったのですが・・・、まだまだ、ですね。)
ツェルニー40番の35番
(もう少しましに弾けるかと思ったけれど、思い違いだったみたいです。)
モーツァルト ピアノソナタ KV311 第3楽章 5ページまで(全9ページのうち)
(始めたばかりでまだまだなのは承知していました。このころになるとこのピアノにも慣れて、このピアノの音、好き、と思いながら弾きました。)
ショパン エチュード Op.10-3
(時間があったので弾いてみました。最近は、部分練習はするものの、通しを弾けていなくて、後退していますが、これでも、今回弾いた中ではましな方??)
モーツァルト ピアノソナタ KV311 第3楽章 1ページ半くらいまで
(まだまだ時間があったので、もう少しだけ。前の方が、早めに引き上げられて、係の人が少し早いですけどいいですよと言われたので、少しだけお得でした。)
予想はしていたけれど、弾き直しだらけで、鑑賞に堪えるものはなかったんですが、自分の記録用として下記に載せました。
今回は、聴いている人もほとんどいなくて、あとから入られたみたいですが客席は全く見えず、ゆったりと、個人練習するような気持ちで弾きました。
録音をしていたから、少しでもよく、という気持ちはあったものの、弾き直しをなるべくしないでという気持ちは薄かったです。
そんなゆったりとした気持ちだったからか、このホールのピアノ、好きだなぁと感じることができました。
スタインウェイらしいのですが、スタインウェイらしくないというか・・・。
スタインウェイのきらきらしたのはあまり好きではなくて。
こちらのホールのピアノは、見た目が古いというわけではないのですが、年齢を重ねている気がしました。(実際はどうだか調べていません。)
すごくおおらかで、だいじょうぶさ、って言ってくれるような、寄り添ってくれるような、優しさがありました。
モーツァルト、もっと弾きこんで、深めたいと思えました。
実は、最近、昨年とはまた別の発表会に誘われまして、最初は、無理だってと心の中で思い、どうやって断ろうかと思っていたのですが、徐々に気持ちが変化していって、今はご迷惑でなければ参加させていただこうかなと思い始めました。
初めての会場だし、どんなピアノか気になるし。
それは、夏休みの終わりごろ。
はやっ
間に合うのか???
復習曲という手もあるけれど、そうすると、次が厳しくなるだろうし、モチベーションが保てるかどうか?
できたら、新曲にしたい。(モーツァルト)
度胸だけはあるけど・・・。
どうなりますことやら。
ちなみに今回お会いした知り合いの方も出られそうな感じ。
こうしてだんだん活動の場が広がっていくのはうれしいことではありますね。
がんばろう。
練習記録(自分の覚え用)
(あとで上達が感じられるよう、励みになるように)
もしも興味があれば、聴かれてもかまいませんが、弾き直しだらけです。
ツェルニー30番練習曲より12番
・左手の和音が弱弱しいし、ばらけている気がした。
・(これを弾いた後、椅子の調整をした。曲だけは2:06くらい)
ツェルニー40番練習曲より34番(2回目)
・ページめくりが、もたもたした。
・スピードはまだまだ遅いと思った。
・和音をつかむと言われたのが少しわかった気がした。(できていないと)
・(たぶん、1回目のあと、2回目を弾く前に椅子の調整をした。)
ツェルニー40番練習曲より35番
・弾けるつもりだったみたいだが、そもそもこの速さではまだだった。終わりごろのゆっくりの速さでしかまだできないみたい。
・(この後も椅子の調整をした。曲だけは3:41くらい)
モーツァルト ピアノソナタ KV311 第3楽章 5ページまで(全9ページ)
本人は気持ちよく弾いたつもりだったけど、聴いてみると、引っかかりすぎて聴きづらいですね。
まだ始めたばかり、これから精進します。
・この曲だけではないのだけど、左手(低音)があまり聴けていない気がする。
大きなグランドだから鳴らしにくいのもあるかもしれないけれど・・・。
今まで他の曲で、弦を半分くらいしか使っていないと言われたことがあるけれど、なんとなく腑に落ちたような気がする。
ショパン エチュード Op.10-3 別れの曲
・上の曲でも書いたけれど、左手が自分で聴けていない気がする。
曲の厚みがでないというのはこういうことかなんて少し思えた。
・中間部の後半の方は、暗譜も不確かなのに、楽譜のどこを弾いているのかわからなくなる(わりといつも)。もう一度、階名で歌ってみようと思う。