「だ、大丈夫か?」


「何が?」


「いや、今、君、凄い勢いで、すっ転んでたから」


「ああ、そうなんだ…。ところで、ここは、どこ?そして、君は誰?」


「あ~あ、やっぱ、打ち所悪かったんだ。どうしよう、直ぐに病院行こう!」


「え!病院?なぜ?」


「だから、君は、今、頭を打ってだね、記憶が、一時的に飛んでるからだよ!病院で、至急、精密検査を受けなきゃ!」


「いや、しかし、その前に、この試合だけは終わらせとこうよ!ええと、確か、5-3の40-15で、俺がリードしていたと思うんだけど…」


「はあ?カウントは、しっかり覚えているんだ?」