気候変動のついでに日頃考えていることを書いたりする。いま、二酸化炭素の濃度が上昇していて、シロクマがかわいそうだとか、ツバルが沈みそうだとか言う話がでている。これは因果関係は正直なところ未確定だと思う。二酸化炭素が温室効果ガスで、濃度が増えているのは確かであるが、気温が上がっているから濃度が増えているという可能性もあるからである。二酸化炭素はなにも植物と動物と人間活動と大気だけがプレイヤーではなくて、海洋が二酸化炭素を結構溶け込ませているので、これがかなり大きいプレイヤーである。二酸化炭素が水にどれだけ溶け込めるかは温度が決めているので、海洋の温度が高くなればサイダーの気が抜けるのと同じで、二酸化炭素が空気中に放出される。従って、気温が上がったから大気中の二酸化炭素濃度が上がっているというシナリオも十分成り立つのである。
シロクマに関して言えば私は全く心配していない。単純に考えても連中は今より気温が高かった縄文海進のときも生き残っていたわけだし、USGSではないが氷河期の大変動にも生き残ってきたのである。
しかしツバルはお気の毒としか言いようがない。ツバルの問題は結局のところ、たまたま気候が良かったのですんでいられたが、気候が変わってきたのですめなくなってきたという問題なのだと言える。この問題はいまは温暖化が進んでいるのでツバルで出てきているが、かつて寒冷化が進んだときにはグリーンランドやアイスランドで見られたことである。結局のところ我々はどの気候が良いかという問題ではなく、気候がどの程度不安定になっても耐えられるのかという問題に直面をしているのである。
いまは、環境保護の人たちが急速な気候変動で動物や植物が云々と言っているが、たぶん急速な気候変動で脆弱なのは人間の方であろう。何しろ農業をしているからである。人類は20世紀後半から基本的には食料生産が需要を上回るという状況が達成されている。いまアフリカなど政治的に問題を抱えている国以外で飢餓が解消して、全世界的に経済発展が進行しているのは、農業の技術革新という人間の努力の他、気候が安定しているという天恵によっているが、今後気候が安定しなくなってくるとまたもや世界は貧困や戦争と向き合わなくてはならなくなる。考えてみれば恐ろしい話である。
そういう恐ろしいことにならないよう、過去の地球がどうであったのか、詳しく知る必要がある。これは古環境学者というような人々が必要なのであるが、この分野は地球科学の中でも非常にマイナーで大きな問題であるとおもう。
シロクマに関して言えば私は全く心配していない。単純に考えても連中は今より気温が高かった縄文海進のときも生き残っていたわけだし、USGSではないが氷河期の大変動にも生き残ってきたのである。
しかしツバルはお気の毒としか言いようがない。ツバルの問題は結局のところ、たまたま気候が良かったのですんでいられたが、気候が変わってきたのですめなくなってきたという問題なのだと言える。この問題はいまは温暖化が進んでいるのでツバルで出てきているが、かつて寒冷化が進んだときにはグリーンランドやアイスランドで見られたことである。結局のところ我々はどの気候が良いかという問題ではなく、気候がどの程度不安定になっても耐えられるのかという問題に直面をしているのである。
いまは、環境保護の人たちが急速な気候変動で動物や植物が云々と言っているが、たぶん急速な気候変動で脆弱なのは人間の方であろう。何しろ農業をしているからである。人類は20世紀後半から基本的には食料生産が需要を上回るという状況が達成されている。いまアフリカなど政治的に問題を抱えている国以外で飢餓が解消して、全世界的に経済発展が進行しているのは、農業の技術革新という人間の努力の他、気候が安定しているという天恵によっているが、今後気候が安定しなくなってくるとまたもや世界は貧困や戦争と向き合わなくてはならなくなる。考えてみれば恐ろしい話である。
そういう恐ろしいことにならないよう、過去の地球がどうであったのか、詳しく知る必要がある。これは古環境学者というような人々が必要なのであるが、この分野は地球科学の中でも非常にマイナーで大きな問題であるとおもう。