国際気象機関で開かれている研究集会は毎日、午前中が研究発表、午後がディスカッションというのを繰り返して、今日で3日間の予定がすべてつつがなく終了した。興味深いのはディスカッションである。日本でもディスカッションを研究集会の時にやることがあるが、どちらかと言えばみんな黙ってしまって、偉い先生というか割とその道で誰もが認める先生だけ4・5人が話して、他の人は「御意見拝聴モード」になっているのが普通である。

ここでも「御意見拝聴モード」の人はいるが、55人みんなでやる全体ディスカッションの時でも3分の1くらいは意見を言うし、10人くらいの部分会合だと7人くらいは多かれ少なかれ意見を言う。日本のと比べると大体2~3倍以上活発だという気がする。

あと感心するのは、そんなこと俺だって知っているよとか、当たり前ジャン、みたいな反応が皆無で、それは良い意見だ、自分もそう思うが、さらに付け加えると、,,みたいな形で話を盛り上げていくのである。日本の会合は、バカなことをいうと怒られるような気がするので、なるべく優等生的な意見を言う人が多いが、こっちはみんな余り考えずにバンバン意見を行っているような気がする。

ちょっと日本人にはカルチャーが違いすぎてついて行けないのであるが、これが国際標準である以上、高等学校あたりからそれようの訓練をしていった方が良いのではないかと思う。