スワローズ2024(8・14)7×-6中日(延長11回) | なにわの司法書士の徒然草

なにわの司法書士の徒然草

つれづれなるままに日暮らし
PCに向かいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

昨日の試合の9回のもめごとは、どうやら高津監督が先にひと言発したようだ

 

前回の対戦で死球を受けた赤羽が骨折したことが根底にあったようだが

 

そこで声を荒げてしまった高津監督には、ファンながらも残念な気持ち

 

 

デッドボールは野球にはつきものなことで、内角を攻めたボールがコントロールできなかったり

 

すっぽ抜けてしまったりして当ててしまうことは仕方ないことだし

 

それで骨折するかどうかは当たりどころの問題

 

最近では意図的に当てることもほとんど無いだろうし、意図的に骨折させるなんて無理な話

 

死球が重なったり、骨折という結果のみで感情的になるのは違うと思う

 

そもそもそんなことを言ってしまうと、梅野を骨折させたことを阪神ファンに責められるだろう

 

それにあの場面、あの無益な時間のせいで、代打で待ち構えていた川端の

 

集中力が削がれたのではないかという風に思っていて、攻撃する側として

 

あの抗議はするべきではなかったのではないかというのが個人的な感想だ

 

 

1(右)太田、2(遊)長岡、3(左)サンタナ、4(三)村上、5(一)オスナ

6(捕)松本(直)、7(二)山田、8(中)岩田、9(投)サイスニード

 

 

昨日の試合でそのデッドボールを受けた岩田、手首にはきつくテーピングをしているようだが

 

スタメン起用ということで大きな怪我にはならずひと安心

 

そしてその岩田が試合の方で大仕事をやってのけるのだから野球は面白い

 

 

育成ドラフトで入団しての3年目、昨季の春季キャンプでは一軍の浦添に呼ばれながらも

 

骨折をしてしまって1週間も経たずに西都にとんぼ返り

 

一度はチャンスを逃してしまったが、今季開幕直後の3月末に支配下契約を勝ち取った苦労人

 

プロ初先発出場の時の印象は、まだ一軍レベルの球にはついていけておらず

 

打撃では期待できそうにないな、というのは正直なところだった

 

 

しかし、オールスター戦明けからスタメン起用される機会が増えて試合経験を重ねると

 

コンスタントにヒットも出るようになってきた

 

とはいえ、まさか二軍でも3年間で1本しかホームランを打っていない男が

 

一軍で、逆転された直後の悪い流れの中で、中日の誇るセットアッパーから

 

あんな劇的な同点ホームランを打つなんて誰が想像できただろうか

 

 

それだけでも十分な活躍で、あとは何とか誰かが点を取って試合に勝って

 

岩田をお立ち台に上げてやってくれと願って見ていたが

 

まさかそのお膳立てを自分でやってしまうなんて、なんという強運な男か

 

ちょこんと当ててレフト線に落としたヒットで一気に二塁を陥れてノーアウト2塁

 

ここまで流れが出来上がれば、村上のサヨナラヒットは必然だったと言えるだろう

 

プロ初長打に初本塁打、初打点、初猛打賞、そして初お立ち台の初物尽くし

 

守備での打球への反応、落下地点へ打球を追う感覚はスワローズの外野陣で一番かもしれない

 

外野のレギュラー争いにしっかりと食い込んできた

 

 

村上の方は、9回の2死2塁のチャンスで打っておけ、とも言いたいし

 

これぐらいのことはやって当然なので特別なコメントは無し

 

とはいえ、この9連戦で2度目のサヨナラタイムリーはさすが4番である

 

 

チームの方は、この9連戦を5勝4敗と勝ち越し

 

そのうち3試合がサヨナラ勝ちと言えば聞こえはいいが

 

3試合すべてがリードしていた試合を8回か9回に追いつかれた結果のサヨナラで

 

あまり大きな声で自慢したくはない数字ではある

 

むしろ、ホーム神宮の試合を5カード連続の勝ち越しと

 

ホームのファンの前でいい試合を見せているということを褒めておきたい