１（左）西川、２（右）増田、３（二）山田、４（三）村上、５（一）オスナ
６（遊）長岡、７（捕）中村、８（中）赤羽、９（投）高橋
昨日の試合で途中交代したサンタナは、登録抹消するほどの重症ではないようだが
今日は大事を取る形でベンチからも外れた
相手先発が左投手ということもあって、２番ライトには増田、センターには赤羽が入ったが
やはりサンタナが抜けただけで一気にトーンダウンしたような打線
雷雨の影響で試合開始が１時間遅れたことで、ただでさえ立ち上がりが悪い高橋奎二が
まともなピッチングができるのかが心配だったが
案の定、初回からストレートは高目に浮きまくって、いつも以上の荒れっぷり
そして、ストレートの制球に苦しんでいるのを見透かされたように
岡本にチェンジアップをスタンドに運ばれてあっさりと２点を先制された
また、コントロールもそうだが、ストレートにいつもの球威を感じなかったのも心配な点
全力で腕を振ると高目に抜けてしまうのを気にしてなのか
置きにいくようなピッチングに見えた
内角のストレートを簡単に引っ張られたり、外国人投手に高目のストレートを
綺麗にバントされたりするのは、本来の高橋奎二のストレートだと考えにくいこと
まずは本来のボールを取り戻すことが必要だろう
２回以降は失点は無く、６回２失点は試合を作ったということになるのかもしれないが
「試合を作る」というのは失点するかどうかだけでなく、試合の流れを作ること
攻撃に勢いをつけるようなピッチングをしなければいけないのだが
それにはあまりにもテンポが悪すぎた
チームとしてみても、昨日の試合も今日も、得点を挙げて追い上げ態勢に入ったときに
直後に失点して流れを切ってしまうというのが敗因の一つ
昨日の試合ではまだ点差が大きかったが、今日は６回の北村のホームランで１点差
流れとしてはイーブンな状態になったところだったが
７回にマウンドに上がった嘉弥真は、先頭の左打者に二塁打を打たれてしまい
今日も左キラーらしさは微塵も見られず
代わってマウンドに上がった星も、代わりばなの最初の打者にホームランを打たれて
たった打者３人で流れを持って行かれてしまった
このあたりは、打たれた投手だけでなく、その投手を選択したベンチのミスでもある
試合展開の中で重要だったこの回に、なぜ実績ある山本ではなく
一軍に昇格したばかりの嘉弥真だったのか、非常に痛いミスだった気がする