『ギフテッド Season2』 | なにわの司法書士の徒然草

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フジテレビ(東海テレビ制作)土曜23時40分のドラマ『ギフテッド Season2』

 

 

昨秋にこの「土ドラ」の枠で『Season1』、WOWOWで『Season2』が

 

間を置かずに放送された東海テレビとWOWOWの共同製作作品

 

WOWOWを契約していない者としては、いつ地上波で放送してくれるのかが

 

いつも気がかりになるところだが、こうして1年以内に放送してくれるのはありがたい

 

 

『Season1』は、浮所飛貴が当主を務める四鬼家の4人の師範代、四鬼(よんき)を

 

中心に、浮所飛貴の母親の死の真相を明らかにするというテーマで展開していった

 

この『Season2』も、四鬼家にまつわる伝承という部分から離れること無く

 

今度は、四鬼家の四鬼神流から分派した形の裏四鬼神流との対決を描くことになるようだ

 

 

もともとの四鬼家というのが江戸時代に暗殺稼業を請け負っていた家系であって

 

四鬼神流というのも暗殺のための武術で、暗殺稼業から手を引いた四鬼家に反発した一派が

 

裏四鬼神流を生み出したということらしい

 

そして、四鬼家当主の浮所飛貴が「鬼の目」を持ち、人殺しを探し出すことができるのに対し

 

裏四鬼神流の当主は「闇の目」を持ち、一種の催眠術のようなもので人を操り

 

人殺しを生み出すことができるという

 

 

その裏四鬼神流の当主が中山優馬

 

冒頭から意図的に増田貴久と浮所飛貴の前に現れてきて、探偵だということで

 

一緒に協力して事件を解決する可能性もありそうだし、裏四鬼神流の話が出た時にも

 

中山優馬自身は裏四鬼神流の家系には生まれているが、当主ではなく

 

犯人である当主を探しているのでは、と思っていた

 

しかし、ラスト間際になって神保悟志に催眠術をかけた男がフードを取ると

 

現れた顔は中山優馬

 

浮所飛貴と、四鬼家の表と裏で真正面から対決することになりそうだ

 

 

また、四鬼家の話とは別に、増田貴久の父親の話がこの『Season2』から登場

 

父親の田辺誠一は2年前に失踪、増田貴久もそのことを根に持っている様子

 

どうやら2年前に「闇の目」による殺人事件を追っていたようだし

 

今作で新たに発生した事件の被害者からも何らかの情報を受け取っていた様子

 

自らの身を守るために失踪していたが、今回増田貴久が事件の捜査をしていることを知って

 

共に事件解決をするために増田貴久に連絡をしてきたということなのだろう

 

増田貴久に送ったQRコードが読み取り不可となったことが何を意味するのかが気になるところ

 

 

また、冒頭にちらっと「アメリカの国務副長官の来日を控えていて」という台詞が出てきた

 

こういうことをわざわざ言うときには、政治テロが絡んでくることが多いわけで

 

新聞記者や自衛隊の航空隊員が被害者になったというのも、その匂いを感じる

 

だとすると、たいてい刑事部長の高橋克典あたりは犯人側の人間であることが多いわけで

 

「闇の目」による連続殺人事件を追う特命チームを指揮していると言っているが

 

そのチームがテロの中心組織である可能性は高いだろう

 

高橋克典が、自分の目的を邪魔する増田貴久を追い詰める

 

そこを父親の田辺誠一が登場して救出、親子で協力してテロを阻止する、そんな構図だろうか