『ダブルチート 偽りの警官Season1』 | なにわの司法書士の徒然草

なにわの司法書士の徒然草

つれづれなるままに日暮らし
PCに向かいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

テレビ東京金曜20時のドラマ『ダブルチート 偽りの警官Season1』

 

 

タイトルに『Saeson1』と入っていたので、そうなのだろうなあと思っていたが

 

やはりWOWOWとの共同製作作品

 

地上波でSeason1を放送し、直後にWOWOWでSeason2を

 

連続して放送するスタイルは、これまでTBSやフジテレビ系の東海テレビが多かったが

 

テレビ東京もその仲間に加わることになった

 

 

テレビ東京の開局60周年という表示もあり

 

先に始まった『95』も同じように開局60周年連続ドラマとされているが

 

ゴールデンタイムということもあり、こちらが本命といったことだろう

 

その記念作品ということで、WOWOWの協力を得たということかもしれない

 

 

作品の方は向井理が主人公

 

普段は警察官として交番勤務をしている向井理が、詐欺被害者のために

 

詐欺師となって詐欺師を騙してお金を取り返すという展開

 

言ってみれば『クロサギ』のようではある

 

向井理が警察官であるという設定をどこまで生かせるか

 

 

タイトルからすると、そもそも向井理が警察官だということも嘘なのではと思ったが

 

どうやらそこまで嘘で塗り固めたものではない様子

 

協力者となっている荒川良々も、詐欺師歴30年とか言っているので

 

かつて捜査二課にいた向井理が逮捕した詐欺師だということだろう

 

 

ドラマの縦軸となるのも、向井理がある詐欺師を探しているというよくある展開

 

ラストの回想シーンから想像すると、恋人の松本若菜がその詐欺師に騙されたせいで

 

マンションから飛び降りて命を落としたといった感じ

 

その事件を契機に、犯人を追うために捜査二課を辞めて時間に融通の利く交番勤務になって

 

詐欺師の情報を得るために詐欺師を騙しているといったところだろう

 

 

最終的には地上波のSeason1はドラマの序章にとどまって

 

WOWOWで放送されるSeason2がクライマックスとなるパターン

 

Season1だけでどこまで楽しませてくれるだろうか