スワローズ2024(4・25)9×ー8広島 | なにわの司法書士の徒然草

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つれづれなるままに日暮らし
PCに向かいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

1(中)塩見、2(右)丸山(和)、3(一)オスナ、4(三)村上、5(左)サンタナ

6(二)山田、7(遊)長岡、8(捕)中村、9(投)高橋

 

 

今季のスワローズ、試合前までに20試合を消化した段階で3連敗以上が早くも3度

 

昨季も毎月のように5連敗、6連敗といった大型連敗を喫してずるずると後退した

 

その失敗を繰り返さないためにも、まずは連勝を目指すよりも連敗をしないこと

 

 

その連敗ストップの大きな期待を込めてマウンドに上がったのが高橋奎二だったが

 

2本のホームランを浴び、毎回の5失点で4回途中でノックアウト

 

4回の失点は、サンタナが照明でボールを見失うという不運はあったとはいえ

 

3回の先頭打者、4回2死走者なしから四球を与えての失点と内容がよくない

 

せっかく打線がビッグイニングでリードを作ってくれたのに、あっさりと吐き出してしまった

 

 

ベンチの策としても、3回裏に無死1,2塁となったときに、中村悠平にバントで送らせて

 

高橋奎二のところには代打で川端か青木を出すのではないかと思ったが

 

高橋奎二をそのまま打席に送り、結局この回無得点

 

高津監督としては高橋奎二が立ち直ってくれると信じていたのだろうが

 

ここで代打で追加点を奪えていれば、もう少し楽な展開になったかもしれない

 

 

そんな高橋奎二の誤算を13安打9得点の打線がカバーした形になったが

 

その中で際立ったのが3安打を放った長岡

 

解説の松中信彦氏が、試合前の打撃練習でいい感じに打てていたと語っていたとおり

 

いつもの引っ張り込む打撃ではなく、逆方向に運んでの3安打

 

しかも、2回の1死無走者からの二塁打、8回の先頭での二塁打と

 

それぞれ貴重な得点につながる出塁

 

 

その長岡をホームに返した代打の川端は、今季はなかなかヒットが出ずに苦しんでいたが

 

これがようやく今季の初打点

 

川端らしく、追い込まれてから強振せずに三遊間を狙って転がすコースヒットは

 

ここから調子を上げてくれるのではないかと期待させるヒットだった

 

 

サヨナラホームランのサンタナは、打率が3割を超えているわりには

 

ホームランがなかなか出ていなかったが、こちらもサンタナらしいライト方向への豪快な一発で

 

長打がどんどん増えてくるような気がする

 

 

そして今の打線の中心になっているオスナ

 

今日の満塁ホームランで、5本塁打、17打点はいずれもリーグ単独トップ

 

打率もわずかに3割は切ってしまったが、コンスタントにヒットも放っている

 

 

心配なのはその2人に挟まれた4番の村上

 

打率が3割を超えているし、ホームランも4本放っているので心配ないように見られがちだが

 

今季は内角のストレートが全く打てておらず、大きな弱点になってしまっている

 

他球団も当然そのことは気付いていてどんどん内角を突いてきている

 

広島も、一昨日の試合もそうだったように今日もこともなげに内角でストライクを取りにくる

 

象徴的だったのは最終回の打席、1-1のカウントから2球連続内角のストレートで

 

2球連続空振りで三振

 

ホームランならばサヨナラという場面、好調な村上相手ならば長打を恐れて外角勝負という状況

 

今の村上は内角は打てないというよほどの自信があっての配球のように見えた

 

 

そんな村上以上に心配なのが清水

 

中日戦で今季3度目の救援失敗を喫してからはビハインドの状況で2試合の登板

 

そして今日は同点とはいえ6回のマウンドと、かなり気を遣いながら復調を期しているが

 

そんな心遣いを無にするように3安打を浴びての2失点

 

おそらく今季の清水のストレートに脅威を感じていないために

 

打者がフォークに的を絞って待てているのではないかという気がする

 

黒星は川端とサンタナが消してくれたが、さすがに何か考えていく必要がありそう

 

とはいえ、クローザーの田口も、理由はわからないが2週間ほど二軍でも登板しておらず

 

ブルペンは勝利の方程式どころか、その日暮らしの自転車操業

 

こんな状態の清水でも、一軍のベンチから外すわけにはいかないというのが実情だ

 

 

そんな中で、やっと一軍復帰の明るい知らせ

 

明日の阪神戦で小川が今季初登板

 

相性のいい阪神戦、相性のいい甲子園で、首位阪神に一泡吹かせてもらいたい