『好きなオトコと別れたい』 | なにわの司法書士の徒然草

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そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

テレビ東京水曜24時30分のドラマ『好きなオトコと別れたい』

 

 

なんだろう、第1話を見終わって、タイトルも内容もキャストも

 

「まあそうだろうねえ」という感想しか出て来ない

 

 

仕事や結婚、人生に悩む年頃のアラサー女子の堀田茜が主人公

 

恋人の毎熊克哉は定職にもつかないヒモ男でなんやかんやとズルズル付き合っている

 

仕事もできて堀田茜に好意を持つ年下男の木村慧人が出現するも毎熊克哉と別れられない

 

そんな感じの物語

 

 

タイトルは『好きなオトコと別れたい』なのに、別れたい感じが出ていないのがまず問題

 

別れ話をして追い出しているのに、しばらくするとヨリを戻してしまう

 

そんなことを何度も何度も繰り返してるのだろう

 

第1話でも、部屋の前で貝ヒモ片手に待っている毎熊克哉を結局家に上げてしまうと

 

一緒に貝ヒモを食べて酒を飲んでSEXをして、気づけば金曜の夜から月曜の朝までSEX三昧

 

毎熊克哉の「ちゃんと働くから結婚しよう」のプロポーズなんて視聴者は誰も信じていないのに

 

真に受けて素直に喜んでしまっている

 

 

次回予告では、堀田茜を救い出してやるという木村慧人の台詞があるので

 

堀田茜が別れたいというよりも、自分が好きな男の毎熊克哉と自分を好きな男の木村慧人

 

2人の間で揺れるアラサー女子の堀田茜、そんな展開になりそうだ

 

かと言って、木村慧人が堀田茜を悩ませるほどのいい男なのかというとそうも見えてこない

 

 

堀田茜が貝ヒモが好きだという設定も、だからヒモ男を好きになるんだろう

 

そんなシャレなんだろうが、設定がピンと来ないとこういう遊びもぼやけてしまう

 

いっそのことこういう遊びを増やしてコメディに振り切ってしまったらどうだろうか