『肝臓を奪われた妻』 | なにわの司法書士の徒然草

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日本テレビ火曜24時24分のドラマ『肝臓を奪われた妻』

 

 

1年ほど前からか、日本テレビのバラエティ番組に出演する俳優の口から

 

『ドラマDEEP』という言葉が聞かれるようになり

 

しかも、だいたい番宣でバラエティ番組に出演するのは放送開始直前だけなのに

 

この『ドラマDEEP』の出演者は放送期間中にもやたらと出演していて

 

志田彩良なんかは、「今週第○話放送です」と毎週のように聞いた気がしたぐらい

 

ずっと気になっていたドラマ枠が、関西でも見られるようになったのは嬉しいところ

 

 

ただ、テレビやDVDの番組表では、直前の『上田と女がDEEPに吠える夜』と

 

一緒になって一つの枠に収まっているのが非常に邪魔

 

そのまま録画設定すると見たくもない番組が1時間の前半に放送されて早送りの必要があるし

 

かと言って時間指定で録画予約すると、万が一のときに追従録画がされないリスクがある

 

もちろんそういうことがテレビ局の狙いなのだろうが、視聴者としてはただただ迷惑だ

 

 

ドラマの方は、主演の『肝臓を奪われた妻』伊原六花による復讐劇

 

臓器移植のために結婚するというと、竹野内豊さんと上戸彩の『流れ星』を思い出すが

 

『流れ星』の場合は、妹への臓器移植のドナーとなるための偽装結婚から始まった2人が

 

次第に心を通わせていくという月9らしい純愛の物語

 

今作の方は、桐山漣と純粋に恋愛をして結婚したはずの伊原六花が義母のためにドナーとなるが

 

移植手術が終わった途端にあれこれといちゃもんをつけられて離婚を迫られてしまい

 

自分が移植のための道具にすぎなかったんだという現実を突きつけられるという物語

 

 

桐山漣の方は、伊原六花と結婚する前から水崎綾女というパートナーがおり

 

伊原六花が移植手術を受けているのと時を同じくして出産

 

離婚が決まるや否や水崎綾女と籍を入れている

 

移植に関しても、わざと伊原六花の目の前で妹ともめるところを見せて

 

伊原六花の方からドナーとなることを申し出させる周到さ

 

 

それから7年、桐山漣の子供を妊娠出産してシングルマザーとなった伊原六花は

 

猫背椿にも助けられて子供との穏やかな日々を取り戻していたが

 

ある日、偶然に再会した桐山漣に決定的な言葉を投げつけられ復讐を決意する

 

と、ここまでが導入部となる第1話のストーリー

 

 

完全に設定を説明するだけの30分になってしまったので本番は次回から

 

次回予告では、猫背椿の「始めるのね」という台詞もあり、猫背椿はもちろん

 

好意的に出会った戸塚純貴の協力も得て伊原六花が復讐していくことになる

 

もちろん桐山漣陣営の反撃もあるだろうし、子供が自分の息子だと気付いた時点で

 

桐山漣がどういう態度に出てくるかというのもひとつの見どころだろう

 

 

伊原六花が復讐を誓う腹のど真ん中にできた大きなYの字の手術跡

 

毎回この傷跡を触りながら復讐心をたぎらせるのだろうが

 

絞られて腹筋の浮かび上がった美しいくびれ、さすが伊原六花である