『好きやねんけどどうやろか』 | なにわの司法書士の徒然草

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読売テレビ(日本テレビ系列)木曜24時54分のドラマ『好きやねんけどどうやろか』

 

 

コテコテの関西弁のタイトル

 

昨年10月期に始まった読売テレビが制作、関西から発信する深夜ドラマ枠『ドラマDiVE』

 

関西ローカル局の制作であっても舞台は東京という作品が多い中で

 

2作目にして関西を舞台にするあたりは、関西色を前面に出していこうという意気込みも感じる

 

 

ただその一方で、2作目にして早くもBL作品に手を出してしまったのかという寂しさ

 

確かに前作の『帰ってきたらいっぱいして』も、TL、ティーンズラブの漫画家を主人公に

 

セクシーなラブシーンをふんだんに盛り込んだラブコメ作品だったので

 

それがこの『ドラマDiVE』の方向性ということなのかもしれない

 

とりあえず、毎日放送の『ドラマシャワー』のようなBL専門枠にはならないように祈りたい

 

 

冒頭からベッドにいる上半身裸の2人の男の姿だったり

 

オープニングタイトルのバックが2人のイチャイチャする姿だったり

 

『ドラマシャワー』や他のBL作品で散々見せられてきた映像にはいささか食傷感

 

 

主演の2人は簡秀吉と西山潤

 

簡秀吉というのは、珍しい名前だが見覚えが無いのでおそらく初めて見る顔

 

もしかすると「秀吉」という名前で起用されたのではないだろうか

 

西山潤の方は、10月期の『こういうのがいい』にもW主演していたが

 

裸になるシーンもSEXシーンも多かった作品

 

今作ではまだ第1話では脱ぐシーンは無いが、じきにそういうシーンも出てくるんだろう

 

見た感じ、色気も感じないし、それどころかかなり草食系に見えるのだが

 

見る人が見ると何か感じるものがあるのだろうか

 

 

ストーリーの方は、簡秀吉が経営している小料理屋に

 

西山潤が会社の上司に連れられて来店、簡秀吉がひと目ぼれするという流れ

 

簡秀吉は、「東京から来た黒船が俺の心に上陸しよった」なんて周囲にも公言

 

第1話のラストで、タイトル通り『好きやねんけどどうやろか』と告白して物語がスタート

 

 

関西を舞台にしたドラマにありがちな関西弁問題だが

 

簡秀吉は関西人のようで自然な関西弁で、西山潤は東京から転勤してきた設定

 

小料理屋の客も、エキストラレベルなので当然に関西人を集めていて何の違和感もない

 

一番のヒットは西山潤の会社の同僚役の村瀬紗英の起用

 

元NMB48で、関西弁でまくしたてるような台詞もお手の物

 

関西を舞台にしたドラマでは珍しいぐらい、台詞に違和感を感じる場面無く見ることができた