定禅寺通の欅並木を
見たあとは、お洒落な
図書館へ向かった



ウロウロ…

見つからないなぁ

通りかかった
八百屋さんのお兄さんに
道を聞いたの


「メディアテークは
 どちらですか?」

お兄さん
「•••」

メディアテークを
どうやらご存知ない様子

そこで、
自前の地図を見せてみた

お兄さん
「ここね、あの信号を渡って〜」

と丁寧に教えてくれた。


宮城に来て一番独特な
イントネーションだった

きっと私も北海道弁だけど
お兄さんも宮城弁?
そんな方言あるのかな?

地方の言葉って
ホッコリして好き


お兄さんにお礼をして
教えてくれた道を歩いた


あれれ、
聞いた通りの道とは
ちょっと違ったけど
なんとか辿り着けたわ


おぉー
ガラス張りの超目立つ建物


▽観光スポット情報
•せんだいメディアテーク
•仙台市青葉区春日町2-1
•022-713-3171
•9:00〜22:00
•第4木曜/年末年始休館
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中に入ると
遊び心満載な雰囲気


ビビットカラーや
デザインが凝っている
ベンチなどが視界に入ってきた


さっきから我慢していた
お手洗いへ直行

まだ憂鬱な
レディースディ二日目である

よく、女性の身体は
冷やさないようにって
聞くけど意味があるんです

特に下半身を冷やすと
婦人科系の内臓が冷えてしまい
病気や不妊になったりと
いいことがありません

冬の東北もなかなかの寒さです
足を冷やさないようにと
両足に貼るカイロ装置!

これで生理痛も
軽くなるはずと信じて


お手洗いを出ると
まず一階を一周

手作り作家さんたちの
作品が展示してされていたり
キッズスペースやカフェが
ありました

入口にいくつかの
観光パンフレットがあったので
るーぶる仙台をいただきました


そして、すぐ横の
インフォメーションへ。

眼鏡の似合う誠実そうな
おじさまが座っていました

「観光で来ていて、
 るーぷる仙台に乗りたいのですが、
 切符はここで買えますか?」

受付の男性
「ここではなくて、
 バスの運転手さんに言うと
 購入できます」

「そうなんですね」

受付の男性
「すぐそこの停留所から
 乗車ができますよ」

「ありがとうございます」

とても親切なご説明でした

一旦、建物を出て
るーぶる仙台の時刻表を確認

次の便に乗ることにしよう!

メディアテークに戻って
二階から四階まで回ってみた

二階は児童系でスルー

三階•四階は図書室

録音室みたいなのもあった
その横に3.11の記憶を残す
写真•記事コーナーがあった

テレビや動画で見た
恐ろしい光景を思い出すよ

初めて東北に来て
被災した地で見る
こういうパネル展は
重みが違うよ

パネルを食べひと通り
見終わると図書コーナーへ

ここにも
東日本大地震関連本のみ
集めたコーナーがあった

宮城県の全ての
図書館にあるのかな?

こうやって、
風化されずに次世代へ
受け継がれていくことは
大事なことですよね

私が仙台港に降りたときにも
感じたこのなんとも言えない
気持ち…

人それぞれの
ストーリーがあって
語り尽くせないだろうし

あれこれ考えるだけで
胸がいっぱいになってしまう

言葉が出てこないよね


ジーンとしながら
ウロウロしていると
平日の昼間にも関わらず
ベンチには老若男女で
いっぱい


北海道にも
創設スクエアという
現代型図書館があるが
付加機能はあまりないのだ

メディアテークみたいな
多機能図書館も北海道に
欲しいと思った


そろそろ、待ちに待った
るーぷる仙台バスが
くる時間になるので
一階へ向かった


お洒落なベンチに腰掛け
時計をチェック

あと五分



楽しみー