美容師でない方はワケわからないと思うので、適当に流して下さい
美容をやっていて自分もそうだったけど、カットは楽しいけど苦しいもの。
カットは奥深い。考えれば考えるほどお客様の頭を通して自分の技術をもっと進化させたいと思うものです。
以下の説明は言葉だけなので分かりにくいと思いますが、アシスタントの方やスタイリストになって日が浅い方は是非役立てて下さい

アシスタントやスタイリスト成り立てでよくありがちな考え方があります。
こう引き出してこう切る。みたいなマニュアル的な考え。そこから抜け出せれば非常にカットが楽しくなっていきます


ベーシックとは確かに基礎となり、形作る上で大切ですが、そこからが本当のイマジネーションの世界

パネルを引き出す角度やスライスの取り方は、もう決まりがなくなるというか、毛根からの発生角度とその方向とその先に重力が関係してくる。
シェープの仕方も大きく関係する。毛髪発生角度に引き出したあと、空中で軌道を変える事も多々あります。もちろんテンションのかけ方も全てほぼノーテンション
プラス、引き出したパネルの始点から終点までの点の軌道は緩やかな(頭皮のR)Cカールを描ければ尚よし
スライスもゆるやかなカーブが望ましいです。そのスライスの中には必ず異なる毛流れが存在するからスライスの長さは毛流を見極めて決める事
これら全て一本一本の髪の毛がどのような過程を経て落ちるのかをイメージしなければいけません
付け加えると、静刃の角度も髪の毛のズレをコントロールできると更に完成度が高まるでしょう
それが出来てくると収まりのいいカット、再現性のいいカットへの第一歩が踏み出せるのです

この事が理解できると、パーマや縮毛矯正、ハンドブローやブロー技術もグンっと上がります

以上は自分が心掛けている事だが、その先の技術、自分が取り組んでいく技術としては、毛根からの毛髪発生角度や毛根流を無効化できる技術があるという事。生えグセや髪の毛のうねりやハネるという現象をニュートラルな状態にもっていければ、更に完成度が飛躍的に上がるでしょう
もちろんパーマの幅もUP


デザインに関してはそれぞれの美容師が感性を磨いていいデザインを生み出しましょう

このベースカットの他にも毛量調整や質感作りなど考えなければいけない事は山ほどあります。しかしベース作りにおいては基本動作を見直し、空間に点を一杯見ることが出来ればラインコントロールもシルエットコントロールも容易になるでしょう

薬剤や道具に関しても未知の領域がまだまだありそうです。それはこれからの美容人生で発見していけたらと思います。
美容師であるからには接客や人格も高めなければなりませんが、技術は外せません
それを肝に命じて精進していきたいものです