楽器シリーズ高校編です。
中学も3年生半ばとなった頃、友人達と高校生活の話になりました。
当たり前ですが、高校は受験があり、落ちる可能性もある。という不安のなか、
新しい希望として「ラグビーとか良いんじゃない!」と大いに盛り上がりました。
中学生の体にはない、大人の体格を鍛え上げて身一つで突破する格好よさに憧れ、
そうだ、そうだと言い合っていました。
ところが、最終的に入学した高校にはラグビー部がありませんでした…
まあ、15人は必要だし、ケガも多いし、市外から通う生徒も多いし、鍛える必要もあるしで、
ラグビー部がある方が珍しかった気もします。
ということで、何となく取っ掛かりがないまま、各部をぼんやり眺めてました。
その時、たまたま吹奏楽部の勧誘をやっていて、
なんちゃってですが、エレクトーン、ギターで、音符と音程は分かることから、友人と参加してみました。
大編成が組めるほど強豪ではなく、学校が用意できる楽器も限られていることから、
新入生への楽器の割り当て数も決まっていました。
あとは、希望の楽器に手を上げて、希望者でじゃんけんするだけです。
経験者と未経験者もごちゃまぜです。随分乱暴だなあと思いました。
当時、SQUAREやMALTAを聞いていて、
サックスというのは独特の音色でカッコいいなあと思っていたので、
「はーい」と手を上げてじゃんけん大会に参戦です。
枠はアルト1人とテナー1人。
他の楽器は今一つ興味がわかず、「負けたら帰ろう」と思っていたのですが、
とんとん拍子で勝ち進み、テナー担当となりました。
何というか、あっけない感じでしたが、
先輩に、「おめでとう。よろしく」と言われ、
負けてしまった同級生を見て、さすがに「これは頑張らねば…」と思いました。
ということで、高校生からの吹奏楽部ライフです。
そちらについては、また思い出した際に、おいおい書いてみたいと思いますが、
新しい楽器、サックスに触れられたことは幸運でした。
金属製の木管楽器という特殊性で、絶妙に艶っぽい音色が出ます。
指も基本的には、小中学校で習ったリコーダーと同じで、
マウスピースも、リード(竹べら的なもの)が付いているので、
音を出すという点では、金管より簡単でした。
高校2年の夏まで、生徒同士で工夫して、やれることはやったつもりでしたが、今となれば、指導者不在を何とかすべきだったと思いました。
高校卒業後、全く触れてなかったのですが、
50歳になって、無趣味・無特技も困ったもんだと思った時に、
そういえば、私、サックスやっていたんだ。
と思って、これからの学びの可能性を調べてみました。
今どきのサービスは素晴らしくて、
楽器屋さんの音楽教室で、そちらに行けば、無料で楽器を貸してくれて、
教室は、ネットで先生の空き時間を登録すれば、受講料は一回ずつのやる時払い。
管楽器は大きな音がするので自宅で練習できませんが、
楽器屋さんの中にスタジオがあって、1時間単位で格安に貸してくれる。
という、第2の人生向きなプランを設定して下さっている。クロサワ楽器さんは分かってらっしゃるなあ。
家族は、「何を目的にするの?」と難しいことを言ってきましたが、
「この年になったら、習うこと自体が目的だろう」と言ったら
妙に納得していました。
そんなこんなで、50の手習いです。
娘と同い年ぐらいの、海外留学されていた先生に、「肩の力を抜いて~」と言われて
「はいっ!」と元気に返事をしてます。
同じところを何回も間違える、要領の悪い生徒ですが、それでも楽器は楽しいです。
自分が吹いたなりの音がしますから。
過日は、健康診断では肺活量が増えていて、看護師さん絶賛でした。
残りの人生では、今が一番若い。
何ができるか分かりませんが、面白、可笑しく、前向きに頑張りたいと思います。「最高の人生の見つけ方」のモーガン・フリーマン並みに