窓に薄明かりが滲む夜には
かけがえのない時が訪れる
この凍てつく空に船を出して
過ぎ去った人達を探しゆく
雪よ 貴方に心があるならば
星の光りで照らし出してよ
星よ 貴方が命を司るならば
遠き別離を返してください
灯りが消えてしまう前に
灯りが消えてしまう前に
会うて愉しく笑い合う
うれしい夜半の一時を
朝陽が夢を切りました
昼と夜との二十四時
昼はさびしい静寂の
夜は嬉しく賑わうて
私のひと日は白と赤
混じれば桃色優の色
平和な一日二十四時
いつかは来てよ其ンな時
私が枯れるその前に
「あのときの涙」
1
君が五歳になったころ
急に部屋へ駈け込んで
泣きながら僕に伝えた
人はなぜ死んじゃうの
お願いだからお願いだから
僕より先に死なないで
そんな悲しいことなんか
いままで知らなかった
2
君が二十歳になったころ
いつも偉そうな顔をして
鼻で笑ってわたしのこと
それでいいのか聞いてきた
お願いだからお願いだから
知らない事を知ってください
ただ生きてゆくことは
なにより大変なんだ
#
いま君は大人になって
いつも何を考えてるの
五歳と二十歳の君のこと
親は同じく想ってる
#
3
人はなぜ死んじゃうか
人の普通はなんなのか
君はもう知っているから
僕には何も話さないね
お願いだからお願いだから
自分を捨てて人を愛して
ただ生きてゆくことの
本当のことをみつけよ
いま君は大人になって
いつも何を考えてるの
五歳と二十歳の君のこと
親は同じく想ってる
だから君は五歳のように
そんな大人でいてほしい
どんなことがあったとしても
人を信じるひとになれ
とても険しいことだけど
人を信じる ひとになれ
2021年4月19日
自由詩人 松尾多聞
生まれた時から
君が好き
飛ぼうとする鳥なんていないんだ
彼らは見上げるだけで空に舞うんだ
だから僕らも大丈夫
一生懸命生きていれば きっと
辛いけれど空を見上げればきっと
素敵な幸せが舞い込むんだよ
そう
そうやって天使になっていくんだ
今日は、北海道のシンガーソングライター宍戸健さんと僕のコラボレーション !!「天使の瞳」でお別れします。 みんないつも元気でいてくださいね心から願っています 。
バイバイ
忘れ方を忘れたような
そっと心を持ち上げて
太陽に透かしてごらん
両手広げ大空へ
そうさ心が白くなる
飛ぼうとする鳥たちは
どこにもいるはずはないさ
生きてる限り空に舞う
だから僕らも大丈夫
隠れた笑顔が湧き出して
生まれた時から君が好き
探す意味など意味がない
空にある鳥の視線のままに
自分を見つけてごらん
歩き出すのは簡単だ
ただ前を見ればいい
いつか鳥たちが帰ってくる
だから僕らも大丈夫
隠れた笑顔が湧き出して
生まれた時から君が好き
今日もお別れするその前に
僕のポエムで、素敵な曲を作ってくれた 美人女性アーティストお二人の 歌でお別れです 。
『愛してる』
大の字になりながら
身を投げ出した草原の空
心がピカピカになった
うつろいながら眠ったら
空が私に近づいていた
もう私は迷わない
あなたのこと愛してる
私には知らない力が
私に教えてくれるから
愛の言葉に戸惑いながら
この身を投げ出せないで
信じている本当の意味は
愛することと知らなかった
本当にごめんなさい
あなたのこと愛してる
何度でも生まれきて
約束をしたはずなのに
時は二人を切り裂いて
離れ離れにしたのかな
生まれ変わる そのたびに
愛を捨てさせるのかな
愛してる愛してる
心を差し出すようにして
いつも笑うあなたのため
いま私も笑っていよう
願うことは信じること
あなたがいるから分かったこと
もう私は迷わない
信じることを決めたから
もしもこの身が焼かれても
信じることを決めたから
時は二人を切り裂いて
離れ離れにしたのかな
生まれ変わる そのたびに
愛を捨てさせるのかな
もう私は迷わない
あなたのこと愛してる
私には知らない力が
私に教えてくれるから
愛してる愛してる
言葉にできないぐらい愛してる
愛してる愛している
もうまよわない
あなたのこと愛してる
ずっと私を抱きしめて
優しいあなたの眼差しは
いつも旋律をたたえてる
私はリズムを聴きながら
いつも言葉を探している
ねえ季節は同じでも
今はこんなに綺麗です
ねえはる風のハミングを
言葉にして贈りたい
わたしすごく幸せなのに
なぜか涙が流れます
人には別れが訪れる
心配ばかりを重ねて
ねえ同じ季節に生まれ
また貴方に出会いたい
ねえあなたの眼差しの
旋律を決して忘れない
何も持たずに生まれきて
何も持たずに死ぬのなら
せめて心のハミングは
二人のために忘れない
ねえ心から愛してる
涙流れて止まらない
ねえあなたのハミングを
今日も私は歌ってる
ねえ季節は同じでも
今はこんなに綺麗です
ねえはる風のハミングを
言葉にして贈りたい
二人のために忘れない