ESLテスト | ワーキングママ&起業家の日々の暮らしブログ

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アメリカでワーキングママ、公務員、そして起業家@和食器屋の三足のわらじを履くたもものつぶやき。

ギョロは9月から現地校でも小学1年生、ハッチはキンダーへ行きます。我が家もとうとう公立校デビューです。

アプリケーションなどを出したのが数ヶ月前。その際に日本語とのバイリンガルだと記入したら、英語が心配なので英語のテストをすると言われました。え~!私がその英語のテストを受けるならともかく、子供たちには必要ないよ~。でもムリに口論する意味合いもなかったので、テストを受けることにしました。

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胃袋は日本人で。

だいたいね~、私が15年前にアメリカに来たときなんて、文章すら完成できませんでしたよ。I hungryとか普通にこってこての日本人アクセントで言ってたけど、ESLだって通わなかったし、無事大学だって卒業できたんだから。ふたりは生まれたのもアメリカ、生後2ヶ月から一日中現地校に通ってるんだから、どちらかと言えば弱いのは日本語のほう。どうせテストするんだったら、日本語のテストしてくれよ。

と鼻で笑っていた英語のテストですが、落ちたら落ちたで夏休みにESLに通わなければならなくなり、働くママにとっては送迎のアレンジがめんどくさいので、夫に連れていかせました。試験官が、私の英語や私が子供たちと日本語で会話するのに、余計な印象を持つといけないのでね。そうです、私は口ではでかいこと言いつつ、ノミの心臓なのであります。夫にも「君は家の中では大口たたくくせに、外に出ると子犬だね」と呆れられます。きゃんきゃん。

そして結果はもちろん問題なし。これ見よがしに持って行かせた英語のチャプターブックをギョロもハッチもすらすら音読してみせ、試験官に「実際の学年よりもかなり進んだ学力ですよ」と太鼓判を押されたそう。ほーらほーら、言ったでしょー。よりによって英語に問題なんてあるわけないんだから!きゃんきゃん!

どの人種にも移民にも道は開かれているアメリカ。それでも見えないだけで実際に差別は根強く複雑。ギョロとハッチは自分のルーツやアイデンティティにどんな折り合いをつけて、どんな道を歩んでいくのでしょう。