がん患者の体重減防げ | マロンとあずき

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ワンニャンがそばにいればいつでも笑顔になれる犬バカ猫キチのご満悦♪の毎日と人間のパートナーになれる動物達を一匹でも不幸から救いたい。しかし2018年11月卵巣がんが判り今までの人生が変わってしまいました。明細胞腺癌2bの再発で放射線するも再々発

最近は暑いのか寒いのかホント判らいないですが

まあ、ホント外に出ないのでね。

未だに厚着して、家の中ウロウロ、寝たり起きたりしております。

春に向かっているのは確かな、コチラ地方、晴れひなた県

 

 

 

さて、がんが進行してくると、体重が減ってきますね。

言え、私の場合ですガーン

 

 

あんなに元気な人がっ、てね、

俳優の今井雅之さんや、川島なお美さん

あの時は驚きしかなかったけれど。。。。。

まーーーさっかムカムカハッ自分がこうなる滝汗、ってね。

 

 

皆さんもお願いだから気をつけてね。

特に女性の方、若いからって油断しちゃダメ

乳がんや子宮頸がんは、日本では20代、30代から患者さん増えて来てます。

骨盤内婦人科臓器、男性よりリスク多いんだし、子供も産むんだし

 

 

婦人科病院とは仲良くして、サボらないで検診行ってね。

子宮頸がんワクチンもあるから、女の子さんをお持ちの方はぜひ打ってあげてがんを予防して下さい。

それに子宮内膜症を経験した人は卵巣がんのリスクがあるから、検査絶対行ってください。

これからの若い人には、私の様な辛い痛い苦しい思いはしてほしくないお願い

 

 

私も病気前はどうやっても何やっても、しっかり60㌔あったのですがね。

2019年1月からの入退院繰り返すうちに、規則正しい病院食に慣れて

胃が小さくなったのか、どういう訳かグラサン

ご飯粒があまり食べれなくなり、毎食ご飯は100ℊにしてもらっていた。

 

 

 吐き気とか味覚障害とか口内炎ではない。

食欲がなくなったというか、おやつドーナツ・ケーキカップケーキ・スナック類お団子も、

特に欲しく無くなり、60㌔に戻ることはなかった。

 

 

増減繰り返しながら、昨年夏のドキシル入院の頃は、57㌔代を維持。

今は年末からの貧血のせいか、食欲無くとうとう56~54㌔ガーンを行き来している。

 

 

自分でも思うよ、健康な時にこんなに痩せてくれればってねもやもやもやもやもやもや

食べられる人が羨ましいと感じることあり。

いや、その前にもう食欲がないので、何とも感じない自分がいる。

 

 

 

注意ある日の食事お弁当

 

右上のスープは固形の市販の玉子スープに、小松菜やわかめを入れて増量して1日三食分。

左上はもずくスープに卵イン

ごはんは通販の中華ちまき70ℊ、これは完食できる。

左下は野菜をチンして、お惣菜のアジフライを付けたもの。

 この野菜もチビチビ分けて食べてます。

 

 

さびしーーーーいっえーん

やっぱり宅配弁当、頼もうかしらんショボーン

 

 

 

 

 

 

 

2021-2-4付 宮崎日日新聞

 

 

がんになると体重が減る現象はよく知られている。

そのままだと体力が落ちて治療が上手くいかなくなるため、適切な体重管理が必要だ。

京都府立医大と静岡県立静岡がんセンターのチームは、適切な食事と運動を組み合わせて体重減少を効果的に防ぐためのプログラムを開発した。

高齢のがん患者でも自宅で無理なく続けることが出来るのが特徴。

京都府立医大の高山幸一教授は「将来的にはがん患者に限らず、広く高齢者の体力と健康の維持に役立てることが出来そうだ」と話す。

 

 

△悪液質

 

特に注意が必要なのが「がん悪液質」だ。

脂肪に加えて筋肉の量が減り続ける。

増殖するがん細胞は、ただでさえ体に蓄えられたエネルギーを消費する。

それに加えてがん細胞の周囲で起こる炎症反応によって、タンパク質や脂肪の分解が加速されることが最近になって判ってきた。

 

「がん患者は体のエネルギー効率が二重に悪くなっている状態だ」 と高山さん。

初診時に患者の半数、終末期には8割が悪液質になっているとされる。

痩せて自力で歩けず身の回りのことも出来なくなると、厳しい治療には耐えられない。

高山さんが肺がん患者約400人を調べると、体重が多く減った人ほど治療成績が悪く、生存率が低い事が判った。

 

一方で抗がん剤は吐き気や味覚障害などの副作用も起こす。

高山さんは「食欲がない時はあまり栄養のバランスを気にせず、味付けを工夫して好きなものを何でも食べて欲しい。カロリーが高いものがお勧め」 と話す。

 

 

△相乗効果

 

患者がリスクをあまり気にかけていない側面もありそうだ。

食欲不振や体重減少を心配する度合いは、患者本人より家族の方が高かったとのアンケート結果がある。

 

高山さんはがん患者の食欲を増進させる薬「アナモレリン」 を小野薬品工業と開発した。

ただ、薬だけでは筋肉の減少を防ぐことが出来ないことも判ってきた。

 

そこで静岡がんセンター呼吸器内科の内藤立暁医長らと共同で進めているのが「NEXTAC(ネクスタック)臨床試験」。

食事と運動の相乗効果で最初に低下しがちな下肢筋力の維持を担う。

 

2016年に患者30人を対象に実施した第1段階試験では、体重や身体機能が維持され、運動量も増えることを確認。

130人が参加して進行中の第2段階試験では、食事や運動のアドバイスを受けた人と受けない人で効果を比較している。

今年中に結果がまとまる見通しだ。

 

 

△一般高齢者にも

 

欧米では、ジムなどで運動器具を使って行う患者向けトレーニングもある。

ただ、「日本のお年寄りのがん患者にはハードすぎる」 と高山さん。

「自宅で無理なく続けられるように負荷を減らす工夫をした」 と説明する。

 

下肢筋力トレーニングの例はこうだ。

椅子に座った状態から立ち上がる。

座った状態で片脚を伸ばしたり、片膝をあげたりする。

椅子につかまって片脚を横に上げる。

健康な人なら簡単にできる。

これを毎日続けることで筋力の低下を防ぐ。

 

「食事は管理栄養士が、運動は理学療法士が患者ごとにアドバイスする。2ヶ月のプログラムが終わった後もどうやって続けてもらうかが課題」 と高山さん。

ウエアラブルを使って遠隔モニターし、やる気を維持することも検討している。

 

高齢者のフレイル(虚弱)防止にも役立つ可能性がある。

「加齢で筋力が低下するサルコペニアとがん悪液質のメカニズムは少し違うが、トレーニングそのものは誰にでも有効。将来は一般の高齢者を対象にした試験も考えている」 と高山さんは話す。