”ガス室で命を絶たれる「元飼い犬」たちの叫び” | マロンとあずき

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ワンニャンがそばにいればいつでも笑顔になれる犬バカ猫キチのご満悦♪の毎日と人間のパートナーになれる動物達を一匹でも不幸から救いたい。しかし2018年11月卵巣がんが判り今までの人生が変わってしまいました。明細胞腺癌2bの再発で放射線するも再々発


 

以下一部転載

 

 

 

  高齢者による子犬の飼育がもたらす悲劇

 この世に生を受け、人間の家庭に迎え入れられてから十数年間。飼い主を信じ、飼い主を愛し、飼い主の幸せを願いながら、ただひたむきに生きてきた老犬たち──。

 彼らは、ある日突然、帰る家を失い、行政施設に収容されます。そこは大好きな家族のいない、見知らぬ場所──。

 「不用・不都合になったから引き取ってほしい」と飼い主に持ち込まれたり、迷子として捕獲されるなどして全国の行政施設に収容された犬は年間3万9327頭。そのうちの8711頭は、元の飼い主が迎えに来ることも、新たな飼い主に譲渡されることもなく、殺処分されました。

 

 

 近年、動物愛護気運の高まりとともに、民間ボランティアとの連携によって「殺処分ゼロ」を実現している自治体も一部ありますが、多くの施設ではいまだ“命の期限”が設けられ、引き取り手が現れにくい犬から順次、致死処分されているのが現状です。

 “譲渡候補犬”に選ばれやすいのは、健康で人なつこい子犬や若い犬たち。新たな飼い主が見つかる可能性の低い高齢犬は、収容されたが最後、真っ先に“殺処分対象”となってしまいます。

 

 これから紹介するのは、「老老介護の破綻」によって行政施設に持ち込まれたラブラドール・レトリバーのお話です。

 収容房の近くを誰かが通るたび、施設じゅうに響きわたるほど大きな声で鳴き続けていたこの子は、12歳のラブラドール・レトリバー。

 「独り暮らしをしていた高齢の飼い主さんは重度の認知症で、犬の世話ができる状態ではなく、緊急入院。散乱した部屋に残されていたこの子もガリガリに痩せ、自力では立ち上がれないほど衰弱していました……」

 

 収容房の柵に皮がすりむけるほど顔をこすりつけ、大きな体を左右に揺らし、足を踏み鳴らしながら、悲痛な声で訴えます。

 おかあさん……どこにいるの? 

 ぼくはここにいるよ! 

 「少子高齢化が進む日本で、人間と犬の“老老介護”問題はますます深まっていくと思います。

このままだと、これからも、収容される老犬は増え続けるんじゃないでしょうか。

独居で、近所付き合いもほとんどない高齢者が、孤独やさびしさを紛らわすため、安易に犬を飼い始めてしまうケースも多いように感じます……。

高齢の人には、自分に何かあったとき、犬だけが取り残されるリスクがないのかを、飼う前によく考えてほしい」と職員さん。

 

 

 

 

転載以上

 

日本はますます少子高齢化が進み、当然 「犬猫が安心して一生一緒に暮らせる家族」 の数も減っているのです。

大量生産・大量販売につながる、ペットショップでの生体展示販売はもう止めなければなりません。

一方で一人暮らしの高齢者が、安易に子犬・子猫を欲しがる のは譲渡会に関わった経験から実感します。

譲渡会に来てくれれば、15年生きる命を飼う事が出来るか等、本人といろいろとお話しすること出来ますが、

地域で野良猫に餌やりしてる高齢者って、なかなか説得できないので悩みどころですね。

Kばあさんチの猫達も被害者、多頭崩壊した後はご近所も被害者になります。。。。。