”<犬猫の殺処分問題>神奈川県の場合 | マロンとあずき

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ワンニャンがそばにいればいつでも笑顔になれる犬バカ猫キチのご満悦♪の毎日と人間のパートナーになれる動物達を一匹でも不幸から救いたい。しかし2018年11月卵巣がんが判り今までの人生が変わってしまいました。明細胞腺癌2bの再発で放射線するも再々発

 

公務員獣医師や行政が運営する管理所で働く職員の方の中には、うつ病を発症するほど

だと、その過酷な体験を読んだことがあります。

また2008年3月、宮崎市保健所の獣医師4人が退職、と新聞でニュースになったことがあります。

命をつなぐはずの獣医師が、「専門の技術や知識が生かせない」ということでした。

今では立派な愛護センターもできたし、そのようなことはないと思います。

 

また名古屋市の愛護センターでは、犬を生かすために「ふるさと納税」で寄付を募っているそうです。

それはボランティアに預ける犬猫のフードや首輪やリード等に使われるそうです。

行政とボランティアがしっかり連携して協力しているのですね。

しかし犬猫の保護で一番大変なのは、医療費です。

不妊手術し、健康を管理していくことで譲渡にもつながります。

そこはぜひ理解してほしいです。

 

 

以下、名古屋市動物愛護センターの対応について

以下一部抜粋

 

愛知県名古屋市の動物愛護センターは昨年度、犬の殺処分ゼロを達成した。1985年の開設以来、初めて。ふるさと納税で集まった寄付金が財源となり活動を支えた。同センター愛護指導係の鳴海大助係長が解説する。

「'13年度は83頭、'14年度は56頭、'15年度は25頭の殺処分をしました。あと少しでゼロにできる。しかし、犬を生かすために税金を使っていいのかという議論もありました。ならば寄付金で行おうと、昨年度から取り組みをはじめました」

 

「やりたくない」と泣く職員も

 

当初の寄付の予想は100万円ほど。ところが蓋を開けてみると、予想の10倍以上の約1100万円の寄付金が集まった。お金の使い道は、

「エサ代、医療費、(しつけや世話をする)ボランティアさんへ現物支給する首輪、リード、ペットシート等の代金などです」(鳴海係長)

 保健所の努力以外にも、ボランティアの力添えがなければ、犬の殺処分ゼロは達成できなかったと感謝する。

 

「センターから引き取って飼い主を探してくれるのがボランティアさん。本当に頭が下がります。1頭につきエサやペットシートなどをワンセット渡していますが、医療費がどうにかならないか、という声をいただいています。病気の犬や猫を引き取っていただいた場合、飼い主が見つかるまで病院代はボランティアさんの自腹。今後、検討する予定です」(鳴海係長)

 今年からは寄付金の用途を猫にも拡大しているが、

「数が多すぎるのが一番の問題。当センターも、現状はぱんぱん。どうしても殺処分せざるをえない。昨年度は399頭の猫を殺処分しましたが、“やりたくない”と涙を流す職員もいます」(鳴海係長)

 犬と比較し猫の殺処分が多いのは全国的な傾向だ。特に生後間もない乳飲み猫は数時間おきのミルク、お尻ふきと負担が多く面倒を見きれないのが現実。