「猫庭」が繋ぐ命の絆~山口「てしま旅館」 | マロンとあずき

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ワンニャンがそばにいればいつでも笑顔になれる犬バカ猫キチのご満悦♪の毎日と人間のパートナーになれる動物達を一匹でも不幸から救いたい。しかし2018年11月卵巣がんが判り今までの人生が変わってしまいました。明細胞腺癌2bの再発で放射線するも再々発

NHKドキュメンタリー 『もふもふモフモフ 夏スペシャル』https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3833/2357109/index.html

 

見てたらば最後のコーナーで、保護猫をお世話して譲渡活動をしている

小学生の女の子が出てきました。

エライねぇ

旅館の中庭にあるシェルター「猫庭」に、全国から毎日のように訪れる里親希望者さんたち

これらのお客さんと猫をつなぐのが少女の役割です。

この一年で70匹の猫を譲渡したそうです。

 

またこの6月に、より多くの猫を助けたいと願ってクラウドファンディングをおこない、

無事に目標額を上回ったようです。

「猫庭」が2階建てになる日が楽しみですね。

 

 

産経ニュースより

「猫庭」が繋ぐ命の絆 山口「てしま旅館」

http://www.sankei.com/photo/story/news/170624/sty1706240020-n1.html

以下一部転載

 

山口市の「てしま旅館」が運営する「猫庭」と名付けられた保護猫シェルターが、メディアやSNSで話題をよんでいる。

貨物コンテナを利用したアイデアには猫好きならずとも感心してしまうに違いない。
隣接する宇部市との境界付近に位置する阿知須温泉で、昭和40年代に創業した「てしま旅館」。

創業者の祖父が「時代が変わった」と、たたもうとしていたのを、孫の手島英樹さん(40)がリノベーションを施し「デザイナーズ旅館」として引き継いだ。

自らが料理長として腕をふるう食事のメニューも人気だ。

 

「猫庭」誕生のきっかけ

 

そんな手島さんの元にある日、1匹の猫がやってきたのが猫庭誕生への第1段階だった。

子供たちが拾って来た子猫を自宅で飼うことになったのだ。

どちらかといえば猫嫌いだった手島さんだったが、子供たちの熱意に負けて飼育を許可。

その猫の可愛さに魅せられて、今では猫のいない生活はあり得ないとまで言い切る。
すっかり猫派となった手島さんは、地元山口県で殺処分される猫の数が全国4位(平成27年度の統計)だと知り、いても立ってもいられず行動を起こした。

インターネットで寄付を募る「クラウドファンディング」で資金を集め、JR貨物のコンテナを2個購入して猫庭の製作に取りかかった。

 

一匹でも多くの猫の命を救いたい

 

定員を20匹とした猫庭は、里親希望者への譲渡と保護猫の受け入れを行いながら常に満員状態だという。
昨年6月の運用開始から約1年、これまでに「猫庭」から里親の元へ引き取られた猫の数は55匹。

「まだまだ物足りない」手島さんは語気を強める。受け入れ可能な猫の数が少なすぎるというのだ。
そこで次の一手として、手島さんが取りかかったのは、新たにクラウドファンディングで猫庭を2階建てに「増築」することだった。
6月24日現在、増築のための目標額は既にクリアしたが、より多くの猫と里親を繋げるために山口県で保護活動をする人々の情報をまとめたポータルサイトの制作費用を上積みするべく29日まで募集を続ける。

「子供たちの世代に、少しでも『命の大切さ』を伝えていきたい。

保健所に持ち込まれ、殺処分という最悪の最期を迎える猫の数をゼロにしたい」そう話す手島さんの思いは猫庭の〝館長〟として、かいがいしく猫たちの世話をする次女・姫萌(ひめも)さん(9)らに、確かに伝わっている。
学校から帰宅すると、着替えよりも先に猫庭に直行し、床や猫トイレの掃除、猫の体調チェックと大忙しの姫萌さん。

「この子は猫なのに猫よりも人間の方が好きみたいです」「この子はすぐ猫パンチするので気を付けて下さいね」ハキハキと説明してくれる彼女、将来の目標は「獣医」なのだそう。

「勉強は大変だと思うけど、猫たちの力になれる仕事だと思うので頑張る」と瞳を輝かせた。
温かい里親の手を、猫たちは待ち望んでいる。

両者が出会い、絆を結ぶ猫庭の、さらなる進化に期待が膨らむ。

 

 

転載以上

猫達と猫庭の写真がこちらでたくさん見れます。

http://www.sankei.com/photo/story/news/170624/sty1706240020-n1.html