猫ブームで | マロンとあずき

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ワンニャンがそばにいればいつでも笑顔になれる犬バカ猫キチのご満悦♪の毎日と人間のパートナーになれる動物達を一匹でも不幸から救いたい。しかし2018年11月卵巣がんが判り今までの人生が変わってしまいました。明細胞腺癌2bの再発で放射線するも再々発

気になるブレイク中の『猫ブーム』


最近は自治体によっては殺処分ゼロを達成しているところがあります。

うんらマヤしい♪


一般社団法人ちよだニャンとなる会 より

http://www.chiyoda-nyan.org/


東京都千代田区では2011年から「猫の殺処分ゼロ」を5年継続中とのこと。


なんでも「ちよだ猫まつり」 で譲渡会を開催したところ、

480人もの方が訪れ一時は入場するのに2時間待ちでその人気ぶりは、地方とは大違い。

参加猫25匹すべて譲渡決まったそうです。

驚く事ばかりで、

その差見せつけられました。



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3月25日の白熱ライブビビットでもこの「猫ブーム」取り上げていました。

毎日流れる猫動画や売れる猫本、ネコノミクスという言葉まで。


番組ではその『猫ブーム』の裏側を取材していました。

2014年度環境省の統計によると

犬の殺処分数 21.593 匹

猫の殺処分数 79.745 匹  で猫の多さを指摘


朝日新聞が全国の自治体の動物愛護センターや保健所などで調べた結果

「飼い主が高齢・病気・入院・入所・死亡」などの理由で

高齢者の飼育放棄が増加し、担当者も強い問題意識を持っている事が判った。


野良犬は最近見かけないが、一方野良猫が減らないのは猫の繁殖力の強さ

一回の出産で4~8匹を産み、年に2~4回出産するから。

もし餌を与えるだけで、不妊去勢手術をしないと爆発的に増えて地域のトラブルになる。


この現実にどう向き合っていけばいいのか、番組では

都内で一番猫に優しい町千代田区の取り組みとして

★「ちよだニャンとなる会」を取材


2月21日の譲渡会もレポートしていました。

区役所で行われたこの会場に入るだけでも2時間待ち!の驚きの人気ぶり

500人が訪れたそうで、幸いにも25匹すべての猫に新しい飼い主が見つかった。


千代田区では行政とボランティア、獣医師が連携し飼い主のいない猫を捕獲

不妊・去勢手術を行い人間に馴らした後、新しい家族に譲渡する

という取り組みを続けている。


保護するのは野良猫だけでなく多頭飼育の家庭からレスキューしたり

高齢の飼主から引き取るケースもある。

大人になってから保護するとなかなか人に慣れない猫も多い。


すべての猫を保護して譲渡するわけにはいかないので、

手術してそのままリリース(元居た場所に戻す)するケースもある。

ただ再開発が進み猫が安心して暮らせる場所が少なくなっているので

譲渡出来るように力を入れている。



★2つ目の取材は 

3年前小学6年生だった谷山千華さんが書いた作文

『78円の命』に衝撃を受け

カメラマンやライター達が『78円の命プロジェクト』 を立ち上げた。


その作文の内容とは

近所で可愛がっていた猫がいなくなり、保健所で検索したら

想像もできないような残酷なことがたくさん載っていて

動物の処分1匹に付き78円、命の価値がたったの78円のように思えて

胸が張り裂けそうだったというもの。

豊橋市の話し方大会で最優秀賞になり新聞でも話題になった。


3年後の今、『78円の命プロジェクト』でポスターや絵本を製作し、

全国の小学校へ配布する取り組みを続け

将来殺処分ゼロを実現するため、子供たちに命について考えてもらうというもの。


作文『78円の命』 の最後はこう結ばれている。

かわいいと思うだけでは動物は育てられない。

今も近所には何匹かの捨て猫がいる。

私はこの猫たちをかわいがってもいいのかどうか、ずっと悩んでいる



スタジオで
MCの真矢みきさん

今犬の殺処分とか、どうやったら無くなるのか少なくなるのか

毎日考えているんですけど

特に猫の繁殖率がこれだけ高いというのを知った時に

このシンプルな「気づき」って大きいですよね。


ヒロミさん

日本ではペットショップで「買う」けれど、海外ではシェルターがあるから

そのような施設からもらう事が多い


加藤シゲアキさん

保健所での殺処分のドキュメンタリーを見たことがあるが

職員の方たちはそんなところで働きたくないと思うが、使命感を持ってやっていると思うし、最期を看取るってあげるのは自分達しかいないと思っている。

そしてこんな仕事はなくていいんだ、本当は無くていい施設のはず。


弁護士の清原氏

ヨーロッパでは動物愛護の精神が古くから根付いており特にドイツでは殺処分ゼロなんです。

ドイツの場合捨てられた犬や猫は「動物の家」というシェルターで譲渡先が見つかるまで殺処分することなく保護される。これは多額の寄付で成り立っている。

そもそもペットショップでは犬猫を売っていない、ペットは買うものではない

世話する場合の覚悟が違う。


金慶珠氏

日本や韓国ではまだ「モノであり生命体としての尊厳や権利を認めていない」

が、ヨーロッパ特にドイツやフランスでは 「モノではない、生命を持った人間でもないモノでもない第3の領域としての生き物」として見ている。


以上




良いのか悪いのかこの『猫ブーム』
かつての人気犬種、ゴールデンやチワワのように

大量生産され、飽きられ捨てられる事のない様にくれぐれもお願いしたいです。