ウィンドウズパソコンは30年前のWindows3.1やNTの時代から使っています。マルチ言語になる前の98SE以前は、外国語版ウィンドゥズを自分でインストールして使っていたこともありました。

インターネットもダイヤルアップの時代から、アイホン、アイポッドも4の頃から使っています。その後アイホンの使いにくさと新機種の価格高騰もあって、現在の実用スマホはアンドロイド(バージョン10)、アイホン5以降の古いアイホンは捨てずにカメラ、ポータブル音楽、ビデオ、ゲーム機としてSIMなし、Wifiのみの機内モード運用で今でも使えます。

 

3年前に正規のネットショップで新品ゼロ円で入手したアンドロイドスマホ(SFC機能付き)で今まで実用に困ったこともありません。本人確認ショートメール無料受信のために契約している電話回線は基本料金ゼロ、その都度トッピング購入方式なので、年間の維持費用は最低440円(220円×半年ごと2回)のみ。この費用もカード払いでポイント決済ができるので、平素はLINEを活用して、実質維持費ゼロ円で運用できています。

さて、これまでパソコンは何台も組み立ててきたし、今使っているメインのデスクトップパソコンは、電源の壊れた第四世代のcore-i5台湾Asus中古パソコンをタダでもらってきて、自分で修理し、当初のセブンから10にアップグレードして、立派にもう8年以上壊れずに使用しています。

スピード競争のようにデータ処理の速さばかりを競う傾向も多いですが、実用的にはダブルコア以上のCPUでメモリ・CPU・ボードの周波数が適正で、SATA接続でバッファ容量の大きなHDD、DiretX11が乗るビデオオンボード、USB3.0がついていれば日常の使用には十分こと足ります。

 

ウインドゥズのOS立ち上げ時間も昔から計測してきましたが、95から11まで、大体90秒ぐらいで変化していません。むしろ、すぐに立ち上がるよりも、これぐらいゆっくりのほうが、コーヒーを入れて飲むぐらいのゆとりがあってよいと感じています。最初にいったん立ち上げてしまえば、あとはレジューム機能を利用してメモリから直接立ち上げれば、今流行のSSDと遜色なく、一瞬で立ち上がります。

古いOSの中ではVistaが好きですが、昨年32ビットの古いノートパソコンの調子が悪くなった際に再インストールしてみたところ、何回やってもライセンスキー認証がおりなくなっていました。結局、MS側で「サポート」終了後に再インストールのライセンス認証すらできない仕組に変えてしまったようなので、仕方なくこちらはOSをLinux(Mint)に変えて、スマホ用の無線LANルーター代わりとして使っていますが、何の問題も無く通信スピードも十分確保できています。

 

しかし、マイクロソフト側にはあまりゆとりが無いようで、ウインドウズ10も2025年で廃止するとのこと。


すでに発表されているWindows11について、特にアップグレードのメリットは特に感じられませんが、2025年に10のサポート終了が公表されているので、今回試しにメインマシンを思い切って11にアップグレードしてみることにしました。

 

 

MS社によると、セキュリティ強化のためWindows11は第八世代以降の新型パソコンで、暗号化に対応できるTPMとかいう装置を内蔵していないければ、インストールはできないと当初発表していましたが、世界のユーザーから総スカンを食らったのか、すぐに「不適格パソコン」でも利用できると修正発表し、「非推奨」と言いながらも不適格パソコンへのインストール方法を公式ホームページに公式掲載しています。ちなみにWindows11OSソフト最新バージョンもMS公式ホームページで一般に無料配布されています。

自分のメインマシンも上述の通り、11にはかなり「不適格」なパソコンですが、MSの公式「非推奨」インストールガイドに従って、2時間足らずで順調に一度で11にアップグレードすることができました。従来のアップグレード作業経験から見ても今回は大変スムースな作業で、今まででもっとも簡単だったかもしれません。

1.常に問題になるライセンス認証も、Windows10デジタルライセンスにしていたので何もしないで自動的にオンライン認証されました。念のため認証後に、調子の悪かったDVDドライブを交換しておきました。
 同一のMSアカウントに三台までデジタルライセンス登録できるようなので、キーコード認証が亡くなる前に別の旧Win10パソコンもアップグレードして追加認証しておきたいです。

2.いつもアップグレード時にトラブルになるデバイスドライバーの入替についても、今回は全く不要で問題なし。どうも11は10のマイナーチェンジなのではないかと疑ってしまった。

3.23H2にアップグレード後の「ウィンドウズ・アップグレード」も問題なくスムースに進んでいます。アップグレード時に「非推奨」、「ウィンドウズ・アップグレードを受ける権利は無くなります」などとのメッセージが出ましたが、結果としてはMS側は受け入れている印象です。

4.今回Windows11に変えてみて第一印象はメモリー不足の発生でした。

これまでの10は8GBメモリーで問題ありませんでしたが、11に変えた途端にタスクマネージャー平時メモリ使用率75%超と一気に危険レベルに突入。そこでウィジェットなど不要な標準装備機能を全部削除アンインストールし、手元にあった別の8GBメモリー(DDR3-1333)2本を増設して16GBメモリにしてみたところ、使用率は50%を切り、インターネット閲覧も以前よりかなりスムースになりました。経験から言って、メモリー増設はスピードアップだけではなく、動作余裕の安心確保ですね。一時は考えたSSD換装もこれで必要ない印象です。


このように、だましだましで第四世代パソコンでWindows11を使用していますが、今のところなんら問題もありません。どうやら高価な新PCに買い替える必要も今しばらくは無くなったようです。