今年は7月から8月中旬まで全国的に猛暑が続いたため、登山は少し控えていましたが、台風とともに8月のお盆になると突然秋の風が吹き始め、あっという間に秋の空になりました。そこで19日の日曜日、快晴の空の下、2年ぶりに金時山に行ってきました。
山頂からは富士山の裾野までクッキリ見えました
 
メンバーは6名のグループ登山です。遠方の方もいらっしゃるので、朝8時40分、小田急新松田駅前発「地蔵堂」行き箱根登山バスで出発! ところが皆さん随分朝早く来ておられたので、もう一本早い8時10分発でも良かったと思いました。
 
 

 

関本(大雄山)経由地蔵堂行きに乗車

 

室町時代からの由緒ある地蔵堂です

裏には立派な宝物殿もあります

 

 

 

地蔵堂はバスの終点で、大きな転回場になっており、何台も登山客と見られる自家用車が駐車していました。立派なトイレ、水場もあります。

 

地蔵堂から夕日の滝に向かう途中で日干しされていたイノシシの毛皮、ワイルドだなぁ!!

 

夕日の滝の前にある見守り地蔵

 

 

 

夕日の滝は家族連れでいっぱい

キャンプ場、バーベキューもできます

こちらに下山して夕食を食べて帰る逆コースも良いかも

 

地蔵堂から1時間半ほどで足柄万葉公園からの道と合流するのが猪鼻砦です

ここの展望台からも富士山が正面に綺麗に見えます

この日は自衛隊の演習場から派手に砲声が鳴り響いていました

 

猪鼻砦を過ぎると鳥居があり、ここからハシゴの急坂になります

 

ハシゴやロープにつかまって頂上をめざします(30分)

 

 

ハシゴの上からは御殿場方面がクッキリ見えました

 

 

金時山頂は快晴で見渡す限り素晴らしい風景でした。左手には煙立つ大涌谷、駿河湾、伊豆半島、右手には聳え立つ富士山が裾野まではっきり眺望できました。

 

晴天の日曜日で、頂上は人でいっぱい

右に見えるのは元祖金時茶屋

 

夕日の滝に立ち寄って、10時に登山開始、予定通りお昼に山頂に到着してお弁当を食べ、乙女峠に向けて13時に下山開始しました。

乙女峠までの間に長尾山があり、二回ほど少しきつい登りがありましたが、45分ほどで乙女峠に到着。

 

乙女峠の展望台からも富士山が正面にクッキリ

 

 

乙女峠の茶屋は廃屋になっていますが、お地蔵様がありました

 

乙女峠はトンネルの真上にあって、ここからバスの走る乙女道路まで歩いて下るのに結構時間がかかりました。

 

 

乙女峠バス停の手前に分岐があり、乙女駐車場まで続いています。

自家用車で来る方はこちらですね。フォレスト乙女キャンプ場、御殿場市立温泉まで歩いていけます。

 
よく整備された登山道路でたくさんマイカーがドライブに来ていました
 
バス停がある富士見茶屋の駐車場です
 
茶屋の裏には乙女の鐘
 
富士見茶屋には金太郎の相撲やマサカリのモニュメントがあったのですが、
茶屋が新しくなってこちらの相撲像も新しくなっていました。
 
 
バスは1時間に1台ですが、10分ほど遅れてきました。
 
乙女峠から2番目の御殿場市立温泉会館で温泉に立ち寄り、ひと風呂浴びてから16時発の最終無料送迎バスに乗ってJR御殿場駅に到着。駅前の居酒屋で夕食をとって18時すぎの電車で帰宅しました。
 
ちなみに、御殿場市立温泉会館は真正面に富士山を眺めながらゆっくりお風呂に入れます。
入館時、受付に申し出れば個室利用無料、大きな売店があって、お茶・水・お湯はセルフサービス、奥にある畳敷きの広い無料休憩所でゆっくり休むこともできます。
これで3時間利用500円なのですが、JAF会員証や富士見茶屋などにおいてある割引券を利用すれば450円になります。ただし食堂は17時オープンなので、御殿場駅までの最終送迎バスに間に合いませんでした。
箱根登山バス、小田急バスはほとんどが御殿場アウトレット行きで、駅に出るには温泉会館の無料送迎バスが便利です(詳細は会館のホームページ、フェイスブックに出ています)。