第353回【また松下幸之助の新真実】
3年前から探していた『松下幸之助全研究第5巻』(昭和57年刊)がやっと手に入り読んでみました!
40年以上前に書かれた本である
当時のことを知るにはその時に書かれた本を読むのが一番
そういった意味では新事実が多くありました
張った付箋は51ケ所。新たな発見が51ケ所以上ありました
その一つが
昭和56年の神戸ポートアイランド博覧会での松下グループの松下館
この松下館の電光掲示板がひときわ目立っていたという
なんて描かれていたか
「人類青春 地球青春 」
の文字である
なんとも松下幸之助さんらしい言葉である
この年に松下さんは『新潮45創刊号』でこのように述べています
「年よりとは『経験を積んだ青年』である、と私はかねてから考えている。この言葉はいまはじめて公にするのだが、私の信念なのである。私は今年11月で、満88歳になるが、今でも自分は青春のまっただ中にいる、と思っている」
私はこの松下さんの「生涯青春」の考えが好きである
そして実際に生涯青春を貫いたのが松下さんだと思います