細い道をチョット入ったところ
古民家の喫茶店がある
中に入ると

お人形さんがお出迎え・・・
誰もいない?
お・・・なんて云ったかな~
戸を閉めて、上に押し上げて、下の栓をスライドさせてとめる。
栓か?
いや~違う・・・
閂か・・・いや~違う!
思い出せない・・・
と・・・急に戸が開き
『いらっしゃい』
ニコニコと親戚のような親しさで女将さんが現れる。
入口のメニュー版に・・・ぜんざい・・・とあった。
「善哉をお願いしますとオーダーする。」
『ハイ!』
返事は良かったが・・・遅い!

しばらく待った・・・
わお・・・こんな大きなお餅とは・・・
多分焼くのに時間が掛かったのだろう?
店内は古民具や家具が展示・・・
入った土間にアンテークなテーブル席が4セット
座敷の廊下に1セットある
お客さんが相次ぐ・・・
ほとんどのお客さんが善哉をオーダーする
と・・・・
女将さんは、台所へ消えて居なくなる。
すると結構な時間お店は留守状態になる。
いきさつじょう・・・
『座敷に上がっても良いですかね?』
「良いでしょう・・・!」
「女将さんお客さんですよ・・・!」
余計なお世話ながら・・・
大忙しの お客さんを する羽目になる?
天井から・・・竹下夢二の絵が見下ろしている
哀愁に満ちた目が見つめてくれるが
ふ~ん
どう見ても新しい!

本物ですかね?
の失礼な質問に・・・
まさかね・・・
女将さんはニコニコして応じてくれた
今時見ないエプロン姿、元気印の女将さんだ!
「じゃ~ご馳走さまでした!」
『またお越し下さい!』
外に出ると・・・
ふん?

タンポポ・・・
綿帽子さんと?
花??
が共に?
今日はほっと一息つけた日だった!